海外で解雇された時に、知っておくべき英語と対処法7選

5-2. 海外で働く基礎知識
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解雇時のキーワードの英語 “redundancy”時の対処法を知っておこう

外資系はいつでもクビにされるから怖いというイメージって、日系企業と比べた事がある人なら誰でも思う事ではないでしょうか?

しかし、これは半分正解で、半分間違いです。

海外でも労働者が手厚い保護を受けている国もあり、そうした国では法律上、企業は社員を簡単に解雇する事はできません。

しかし、なら大丈夫と安心していると、実は抜け道もあるのです。

それがredundancyです。

これは簡単に言えば【事業縮小】という意味で、事業規模を小さくする決定をすると、それに伴い社員数も減らす事が許されます。

この章では海外で働いている時、こうした”redundancy”の憂き目にあって職を失った場合、どのように素早く対処すればよいかについて示唆してみたいと思います。

ネガティブな精神をフラット、出来ればポジティブへ

ほとんどの人にとって、クビを宣告された直後の感情の波は、想像以上に圧倒的なショック、不安、恐怖であり、続いて自信やアイデンティティの喪失が起こるのが一般的と分析されています。

しかし、もし少しでもポジティブに乗り切ろうと思えたら、退職は大きなチャンスの時であるとも考えられます

キーワードは”Opportunity“「機会」です。

解雇には金銭的な報酬や前倒し通知が伴うので、その恩恵を受けながら同様のポジションを他社で探すか、全く別の仕事の為に再訓練を受けるなど、今後の選択肢を検討する絶好の機会に出来るとも言えるからです。

自分の財政状況を明確に把握する

多くの人が解雇通知を受けた後に恐怖を感じる主な理由は、翌月からの給料が無くなるという財政面でしょう。

もし、そういえば家計の詳細を把握していないという場合は特に、改めて財政状況を棚卸してみて、予算を組み直す絶好の機会にできるかもしれませんね。

また、政府機関からの何らかの手当を受ける権利があるかどうかを担当機関に確認し、もし該当するのであれば、新たな当座の財源にすることもできます。

キーワードは

・”Take a Financial Inventory“「財政目録を作る」

・”Government allowance“, “Government support“「政府援助」

当面の臨時の仕事を考える

人によっては解雇された直後に、次の仕事への一歩を踏み出すかもしれません。

しかし、今後の選択肢を探している人や、現状仕事がなかなか見つからない業界で働いていた人等にとっては、短期契約のような一時的に得られる仕事に一旦シフトする事が正解かもしれません。

一時的な仕事であっても、あなたの気持ちには多少でもゆとりが生まれる事でしょう。そしてそれはまた、一週間を通じてどう過ごすかと言うルーティンを確保し、次の正規の仕事へのモチベーションを維持する為にも重要であると考えられます。

キーワードは

・”Temporary job“, “Part-time job“「臨時職」「パートタイム仕事」

・”Job seeking“「求職」

・”Apply to the position“「応募する」

仕事に対する棚卸を行う

解雇前の最後の仕事について、一度ゆっくり棚卸をしてみる事も役に立つと思います。

仕事の何が好きで、何が嫌いだったかを考える事で、次の仕事では何をしたいのか、何をしたくないかという明確なビジョンを持って前に進む事が出来る様になるのではないかと考えます。

例えば同じ様な役職を担っていた社員が同時に解雇された場合等は、その人達自身のスキルやパフォーマンスが悪かったのでは無く、そのポジションや役割自体が時代遅れになっている可能性もあります。

コロナ禍によるリモートワークの認識のされ方によって、今後はいらないポジションが増えるだろうという予測も同じ考えですね。

キーワードは

Industry decline“「業界衰退」

だからと言って、さっさと見切りをつけて全く新しい業界を見つける必要があるという事では無く、自分の直前の役割を少し左右にスライドさせるように、現状に適用できる形を探る事も出来るでしょう。

出来得る限り、将来的に適用し易いスキルや役割を探す機会にする事が重要でしょう。

前職の不満について考える

改めて振り返ってみて、自分が働いていた期間は余りハッピーではなかったかもしれないと思ったら、どこが不満だったのか、どうすればその不満を感じずに仕事が出来るのかを模索できるかもしれません。

例えば、仕事の役割自体は好きだったけど、業界の体質が嫌だったという思いに至れば、自分のスキルを活用できるコンサルタントや先生や講師などに転職して、人に自分の好きな知識や経験を教えるポジションにつけるかもしれません。

大手企業の体質が辛かったと気付けば、小規模の会社でもっとダイレクトにスキルを顧客に活かせる道が合っているという結論に辿り着く可能性がありますね。

更に、相談できる機関の窓口でもいいですし、信頼できるメンターでも構いませんが、善意の第三者に相談する中で、参考になる意見も得られるでしょう。

特に違う業界や役職に挑戦したいという気持ちが芽生えたら、その業界にはどのようなスキルや経験が必要とされるか、自分が該当しないならどこで、どれ位の期間で取得できるかも見えてくるでしょう。

行き詰まったと感じたら、一人で悩まずにベストな人に相談すべきですね。

キーワードは

・”Mentor“「メンター」

・”Self-analysis“「自己分析」

全てにおいてアップグレードできる機会とする

まず始めに、履歴書や職務経歴書をアップデートしましょう。

出来上がった最新の履歴を見ながら、次に進みたい業界やスキルで活躍するには何が弱点となるかを見つけられれば一番いいですね。

その発見に基づき、スムースに移行できる為にはどんなトレーニングを受け、どんな資格を得ればよいかも見えてきます。幅広い分野の中からオンラインのコース美短期集中の講座もあるでしょう。

時間とお金を無駄にしない様、分析を先に、行動がそれに続く様、講座を提供する学校や機関にしっかり相談する事は重要ですね。

キーワードは

・”Qualification“「資格取得」

“CV (Curriculum vitae)”, “resume”「職務経歴書」「履歴書」

良好な人間関係を積極的にキープする

何より一番悪循環に陥りやすい原因は、自分自身を孤独な環境に置いてしまう事です。

新しい仕事を探す上で、精神的にヘルシーでい続ける事が最も重要な要件の一つです。

その為には、自分が依然として前の会社以外のコミュニティーの一員である自覚を忘れず、仕事探しとは関係なくてもいいので、自分の気分を盛り上げてくれる気の合う仲間と毎週のように連絡を取り合う時間を作る事が必要です。

キーワードは

・”isolation“「孤立」

・”Catch up“「友達などと会う」

結論~将来に求められる役割を念頭に~

日本社会は概して、一度正道から外れてしまうと、また同じ又は似たような道に戻るのが非常に難しい傾向があります。

しかし、【海外ではセカンドチャンスが豊富にある事が常態】である事が、日本社会とのとても大きな違いとして体験できるでしょう。

30代や40代どころか、50代でも60台でさえ、大学に通い直して学位まで取っちゃう事が当たり前の世界です。

一度や二度、職を失う経験をしても、この豊富なセカンドチャンスの中で自分の希望や適性と照らし合わせて、次のチャンスを掴める可能性はたくさんあると言えるでしょう。

もし誰かが正にそうした渦中に合って、精神的にもキャリア的にも一見困難な状況すらアップグレードできる機会に変えられる様、上で挙げた7つのポイントに注意してポジティブに前進してもらえたら嬉しいですね。

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