海外でも人気のスラムダンク英語版、その名言で友達と繋がろう
バスケットボールの人気が高い国では特に、海外であっても日本のある漫画が大人気です。
それはご存じ「スラムダンク」です。
英語版manga “Slam Dunk”として、海外でも本当に広く読まれています。
そしてスラムダンクと言えば、個性的なキャラクター達が発する数々の名言ですね。英語版で読んでいる海外の学生達も当然このセリフを英語で親しんでいます。
もし、この名言を留学先の生徒達と英語で共有出来たら、お互いに笑い合える友達同士の言葉になっちゃいます!
この章ではスラムダンクの名言集を英語で紹介し、留学生が現地の友達を作る時に楽しく役立ててもらえればと思います。
ここでの英訳は、敢えて現地で読まれているmangaからそのままをピックアップしますね!
キャラクター毎の数々の名言
どのようにまとめれば現地の友達とシェアし易いかと考えましたが、やはり最もポピュラーな名言と、メインの主人公・桜木花道を中心に紹介したいと思います。
ですので今回は花道が属する湘北高校に限定し、各キャラクター毎に紹介します。まずは、最も有名と言っても過言ではないこの名言からいきましょう。
安西先生、よろしくお願いします!
Anzai sensei
mangaの中では、そのまま”Anzai sensei“と表記されています。
そして最も有名な彼の名言はもちろん、
「最後まで…希望を捨てちゃいかん。諦めたらそこで試合終了だよ」
mangaではこう訳されています。
“Do not give up until the very end.
If you give up now, the game will be over.”
例えばアサインメントの提出日が近づいてきた時にも、友達同士でこう言って励ましあえますね!
Captain:Takenori Akagi
では湘北高校バスケ部を上級生から紹介していきます。
まずは、キャプテンでセンターの赤木剛憲から。チームの精神的柱にして、誰よりも全国制覇にこだわる不屈の男です!
そんな彼が、大事な全国出場をかけた試合で足を捻挫してしまった時、マネージャの彩子に思いを吐露する場面からです。
「骨が折れてもいい・・・、歩けなくなってもいい・・・!やっとつかんだチャンスなんだ・・・!」
mangaではこう訳されています。
“Even if it is broken it doesn’t matter… If I can’t walk it still doesn’t matter…!
It took a lot of effort to get this opportunity, absolutely cannot give it up like that!”
それこそ一緒にバスケをしていて擦り傷でも作った時に、大袈裟にこう言ってみたら笑えますね!
次に、前年覇者の山王工業戦で相手のスーパーセンターの実力を認めつつも、尚試合に勝つという意気込みを取り戻した赤木の名言です。
「NO.1センターの称号はお前のモンでいいぜ でもな 全国制覇は譲れんのだ」
mangaではこう訳されています。
“It’s OK to give up the title of the top center.
But, I’ll never give up the dream to conquer the country!!”
3 pointer: Hisashi Mitsui
安西先生を慕って湘北高校に入学した天才肌のシューター三井寿。
約束されたはずの高校バスケ界での活躍を膝の怪我で挫折し、歪んでしまったバスケへの情熱が、恩師の安西先生の登場で爆発する三井の名言です。
「安西先生・・・!!バスケがしたいです・・・・・・」
mangaではこう訳されています。
“Anzai sensei…! I really wanto to play basketball…”
この安西先生の部分を友達の名前に変えて、バスケに誘ったら受けそうですね。
次に、王者山王工業戦で、スタミナ切れでフラフラになりつつも、気合だけで貴重な3ポイントを決めた三井の名言です。
「おう、オレは三井。あきらめの悪い男・・・」
mangaではこう訳されています。
“I…I am Mitusi! Someone who’ll never give up.”
Mr. Glasses:Kiminobu Kogure
実力も体のサイズも恵まれている訳ではないのに、そのひたむきさと誠実さでなくてはならないキャラクターのメガネ君こと小暮公延は、何気に数々の名言を残しています。
まずは、かつては全国に連れて行ってやると豪語していたくせに、怪我で挫折した挙句バスケなんかくだらないと強がる三井に対して怒りを爆発させた名言です。
「何が全国制覇だ・・・何が日本一だ!!何が湘北を強くしてやるだ!!夢見させるようなことを言うな!」
mangaではこう訳されています。
“What about winning the national championship.. What about Japan’s #1… What about making Shohoku strong… are those all bullshit?
Stop daydreaming!!”
この”Stop daydreaming!!“は流行りそうですよね。
次の名言は、全国大会の切符を手にした事で三年生の小暮達の部活の引退が伸びた時、花道の「引退を伸ばしてやったぜ」という発言に対するリアクションです。
「泣かすなよ…、問題児のくせに…」
mangaではこう訳されています。
“Enough of that, this troublemaker here…
You don’t want to see me cry, do you?”
スラングでもっと汚い言葉を使う所でしょうが、無難に”troublemaker”に収めていますね。
最後にもう一つ。三井の怪我と離脱で一緒に戦う事が二年の間叶わなかった赤木と三井が、最後の試合で初めて拳と拳を合わせた後ろ姿に、入学した時から二人に期待していた小暮が心で想った名言です。
「2年間も待たせやがって・・・」
mangaではこう訳されています。
“In these past 2 years… I have always been waiting for this day…”
Speedstar: Ryota Miyagi
唯一の二年生レギュラー、宮城リョータです。小柄な身長ながら持ち前の気の強さと速さで何度も見せ場を作りました。
まずは、新入生としてバスケ部に入部したリョータが、赤木と小暮にお前は誰だ?と聞かれて答えた回想シーンでの名言です。
「いずれ神奈川No.1ガードと呼ばせてみせる。今はただのグッドプレーヤーすけどね」
mangaではこう訳されています。
“One day, everyone will know me as Kanagawa’s top guard!
Right now, I’m just a nobody.”
次は、王者山王工業の固いディフェンスに苦しめられながらも、最大の長所であるスピードを活かして事態を打開した、背の小さいプレイヤーに希望を与えた名言です。
「ドリブルこそチビの生きる道なんだよ!」
mangaではこう訳されています。
“Dribbling is short people’s biggest weapon on the court.”
これは背の小さい方である日本人には打ってつけの名言ですね!
Super rookie: Kaede Rukawa
次は新入生にして既にトッププレイヤーの一角を占めるスーパールーキー流川楓です。口数の少ないキャラクターなだけに言葉自体が貴重ですね。
まずは初めての試合で緊張しまくり、支離滅裂なプレイをしている花道を蹴り上げて放った一言です。
「どあほう このいつまでもガチガチキンチョーしまくり男」
mangaではこう訳されています。
“Idiot, How long will you be playing around?”
次に、相手チームの天才プレーヤー・仙道をダブルチームで止めにいく花道と流川。花道に珍しくそんなにしゃべるじゃねぇかと言われるほど勝ちたい気持ちから出た流川の名言です。
「よそ見すんな相手を見ろ!!腰を落とせ!!足を動かせ!!相手の目を見ろ!!」
mangaではこう訳されています。
“Watch your opponent! Don’t look around! Spread your body! Change positions more often! Watch your opponent’s eyes!”
これも一緒にバスケを楽しんでいる時に毎回言い合ったら面白いですね!
The top of beginner:Hanamichi Sakuragi
最後に真打ち、主人公の桜木花道です。
バスケの超初心者ながら、恵まれた身体能力と素直さで短期間で誰もが驚くほどの圧倒的な成長を遂げ、赤木の悲願であった湘北の全国出場になくてはならない戦力となりました。
そんな花道の真骨頂は、やはり初心者だからこそ常識にとらわれずに己の信念を貫けるところでしょう。
王者山王工業のあまりの実力に劣勢になり意気消沈しかけたチームメイトに喝を入れようと、一人机の上に上がって大声で会場全体に宣言したこの名言です。
「ヤマオーはオレが倒す!! By天才・桜木」
mangaではこう訳されています。
“Sannnoh will be defeated!!
By me, Tensai:Sakuragi!!”
英訳ではそのまま”Sannoh”、”Tensai”となっていました。
このセリフも友達同士で使ったら笑えますね!
では、いよいよ最後です。
同じく王者山王工業戦で、20点差以上離されて諦めかけたチームメイトに向けての花道の名言です。
「おめーらバスケかぶれの常識はオレには通用しねえ!シロートだからよ!」
mangaではこう訳されています。
“Your guys’ common knowledge about basketball, I don’t understand at all.
Because I’m just a rookie!!”
結論~友達同士しか通じない会話~
きっかけは、留学生がなかなか現地の友達が出来ないという悩みを聞いた事でした。
友達になるハードルが低くなる方法の一つはスポーツを一緒にする事なので、学校の休み時間にでも毎日一緒にバスケなど楽しめれば一気に仲良くなれるのにと思っていました。
そこでスラムダンクは格好のきっかけになるなと気付いた訳です。その理由は以下の通りです。
- 海外でも広く知られている
- 名言が多く、実際に再現出来たら面白い
- 友達同士でしか通じない言葉として、仲の良さを共有する材料になる
日本人同士でも、何度も安西先生の言葉を引用しては笑い合ったものです。
同じ事を国を超え、言葉の壁を越えて実現できるのが、このスラムダンクなのだと思います!
留学生に一緒に笑い合える良い友達がたくさんできますように!
また、バスケのNBAから学んだ英語を海外での友達作りに生かす方法については、こちらからどうぞ!