海外大学への入学方法から考える高校留学の絶大なメリット

4-1. 成功する留学の秘訣
この記事は約7分で読めます。

留学後進路と留学のメリット ~海外進学編~

前編の~帰国受験編~では、日本の大学入試にも高校留学は有益だという事をまとめました。

でも、それだけではありません!

自分はやはり海外でこのまま学んでいきたいと思う学生にとっても、それまでの高校留学を通して得た経験値は、そのままダイレクトに海外進学に向けて使用可能です。

もう日本の高校を卒業して大学から留学しようとしている子達より、その経験値分ずっと有利です。

この章では、海外の大学に進学する道を選ぶ際にも、高校留学がどれ程役に立つかを示唆してみたいと思います。では、後半スタートです!

現地進学

高校から海外留学してみたけど、来てみたらやっぱり水が合って、今更日本に帰る事なんて考えられないと、100%現地に染まっていく学生も数はそれ程多くないですが、ゼロではありません。

割合の実感としては、留学生全体の10~20%位でしょうか。もう少し多いかもしれませんね。そして、これからはもっと多くなる事でしょう。

高校のある同じ土地で行きたい大学があるというパターンが一番多いかもしれません。それだけ得られる情報が多いのと住み慣れた街に愛着が湧くという側面もあるかもしれません。

または、行きたい学部があるからという理由で、同じ国内で州を跨いで進学先を決める場合もありますので、両方とも現地進学として、そのメリットを紹介したいと思います。

そもそも一発勝負の試験ではない

日本の入試は正に一発勝負の試験ですが、海外の大学の選考方法は大きく異なります。

一言で言うと、一番重要視されるのが、高校生活を通した成績の積み重ねです。

海外の大学は、一夜漬けの勉強には何の意味もないと思っています。まぐれでも何でもなく、コツコツと努力を重ねて普段からの成績に反映させる事が最も評価されるのです。

この最重要ポイントにおいて、海外の高校で勉強している学生は、ローカルの学生だろうが留学生だろうが、普段の成績を最大化する事を徹底的に叩き込まれます。

しかし、大学から留学を考えている日本の高校生は、この事実をまだ知らずに、

TOEFLやIELTSは何点必要ですか?

それ専門の塾に行った方がいいですか?

という質問しか出てこない場合がほとんどです。

この時点でもう、留学生は正しいレールに乗っているという意味で既に有利なのです。

アメリカだとGPAと呼ばれる高校の成績平均値が最も重要視されます。日本の通信簿の感覚に合わせると、アイビーリーグなどの難関大学に入ろうと思ったら、高校時代を通してずっとほぼオール5、たまに4があったりして位の感覚です。

これにエッセイやSATと呼ばれるアメリカ人にとっての国語である英語のリーディングとライティングの結果を提出し、総合的に判断されるのです。

他の国でも例えばオーストラリアでは、やはり同じ様にビクトリア州ならVCEと呼ばれる大学進学に必要な科目群の中から必要な単位数選択し、卒業までに各科目で良い点を取り続けなければなりません。

一応最後の最終統一試験もあって、それによって大学に提出できる最終的なポイントを取得出来る流れになりますが、GATと呼ばれる頻繁に行われる定期テストで良い点を取り続ける必要があります。

つまり、いずれのケースでも、留学生はローカルの学生達と一緒に、学校のサポートの下で、大学進学にとって本当に必要な事だけを継続して行う事が出来るという訳です。

現地の進学エキスパートのサポートを得られる

現地の大学に進学を希望している場合に、上記の正しいレールの上を走れるというポイントに加え、進学に成功する為に必要な情報をたくさん持っている現地のエキスパートがたくさんいるという事も大きいです。

まずは何と言っても学校の先生です。

その地域で生まれ育った人も多く、ましてや自分の母校大好きという人も大勢いますから、もうその人達は自分自身も同じ経験をしている現地進学の超スペシャリストです。

そんな人達が生まれ育った場所で高校の先生になったら、超実践的な指導をしてくれる事は容易に想像できると思います。そしてそんな先生が大勢います。

日本にいては、なかなか得られないサポートを現地の高校に留学した学生は当たり前の様に受けられるなんて、こんな大きなメリットはありません。

更に加えて、ほとんどの現地高校には、進学サポートを専門的に担当する部署もあり、生徒は自由に相談に行くことができます

こうした学校の先生や、進学担当スタッフは、各学生の適性や興味、行きたい大学の学部などをヒアリングする事で、必要な科目の選択の仕方も教えてくれます。

何って、ここの部分のサポートがめちゃめちゃ大きいです、。

その学部に行く為には必須の科目があって、それがとても難しいとします。

その科目を中心として必要な単位数となる様に他の科目を選ぶ時、難しい科目の勉強に最も時間を避けるように、先生達が様々なオプションを提示してアドバイスしてくれるのです。

このアドバイスのお陰で、継続的に良い点を取り続ける事が少しでも容易く出来るようになります。

ですので、海外の高校では、日ごろから学生達が先生の空き時間を狙って取り合いになります

弥助も留学生にアドバイスする時は、とにかく先生とコミュニケーションをたくさん取って、何でも質問しに行く様に言います。

先生を制する者は、大学合格を制すです。

学校の外にもサポートしてくれる人がいる

例えば学校の授業がどんどん難しくなり、付いていくのが一杯一杯になってしまい、終いには遅れだす事もあるでしょう。

そういう場合、多くのローカルの学生と留学生は、その科目毎に家庭教師(tutor)をお願いしてキャッチアップを図ります

この時、じゃあ誰に頼むかと言うと、自分が生きたい大学の現役学生が最も多くなるという訳です。同じ現地に住んでいるネットワークです。

自分の高校のOB・OGを紹介してもらえるという利点もあります。

彼ら・彼女らは、既に難関を突破した経験者ですから、もう肌感覚でポイントが分かっています。高校の後輩となれば、必然面倒見もよくなりますよね?

現地では家庭教師はいいお金にもなりますから、学生は優しくて頼れる現役大学生に的確な指導をしてもらえる、学校はネットワークを維持できる、卒業生はいいバイトが出来る、皆がハッピーなシステムです。

こうしたネットワークを活かせるところも現地に留学している強みですね。

インスペクションが気軽に出来、モチベーションを上げられる

自分が進学を希望している大学が実際はどんな感じなのか?

受験生は必ず一度は思う事でしょう。行動力のある学生は、日本でも住んでいる地方から大学のある東京に学校見学(インスペクション)に行くという事もありますよね。

留学先で現地の大学に進学したい場合は、そのインスペクションをいつでも気軽に行けて、学校や学生の雰囲気に直接触れられるという事も、実はとても大きな事です。

人間は自分の理想がイメージ出来れば出来る程頑張れるので、この大学に通う自分という近い将来の具体的なイメージを抱きながら、辛い勉強も乗り越えられるという側面は必ずあると思います。

他国進学

最後に、留学している現地での大学ではなく、でも日本に帰国するのでもなく、全然別の国の大学に進学する場合もあるでしょう。

この場合は、現地進学ほど情報の量も多くありませんし、学校の先生にしても、例えばたまたま自分が行きたい国と同じ留学経験があったとか、または出身地がその国だとか、そういう偶然がなければ中々密度の高い情報は得られません。

やはり国が異なれば、ネットワークは弱くなってしまいます。

出来るだけたくさんの人に話をし、その偶然に巡り合える可能性を上げるしか無いでしょう。

お勧めするのは、やはりその国に精通している留学エージェントに頼る事と、もうとにかく自分で情報を集めまくる努力をするという感じでしょう。

それでも、高校留学中に培った英語力は実力を裏切らないはずです。

結論~現地進学で得られるサポートは計り知れない~

このように高校留学中の学生が、現地の大学への進学を希望する場合に自分を助けてくれる要素として以下の例がありました。

  • そもそも一発勝負ではないという、正しいレールに乗れる
  • 現地の進学エキスパートのサポートを得られる
  • 学校の外にもサポートしてくれる人がいる
  • インスペクションが気軽に出来、モチベーションを上げられる

これらは大学から留学を考えている日本の高校生にはなかなか得たくても得られないサポートばかりです。

改めてまとめてみて、この現地進学の為に現地で直接的に得られるサポートの数々だけを見ても、前編の結論と全く同じですが、やはり高校留学のメリットは計り知れないと思わざるを得ません。

タイトルとURLをコピーしました