留学中の恥ずかしい英語の失敗を疑似体験談で②~交通ルールは国毎に要確認
海外は日本の常識とは異なる常識に溢れています。
このシリーズでは、そんな常識の違いをしらずに失敗したり、恥をかいたり、笑われたり、そんな弥助の留学中の失敗談をお話しますね。
自分で失敗したかのように疑似体験に変えて、反面教師にしてください!
第二弾のこの章では、日本とは異なる交通ルールを紹介し、こっ恥ずかしい失敗談を笑いつつ、あなたが同じ失敗をしない為のお役に少しでも立てれば幸いです!
とにかく死にかけた話です…。
海外での自転車の乗り方とは?
留学生活を開始するに当たり、自分が住むことになった学校の寮から校舎までの通学を自転車にしようと決めた弥助は、早速自転車屋に愛車を買いに行きました。細くて速そうなチャリは1000ドル以上します。
値段と相談しながら店内を物色していた弥助と目が合ったのは、一台のメタリックブルーのマウンテンバイクでした。
車体に書いてあった”Maverick”(一匹狼)」の文字をそのまま名前とした愛車に乗って海外の街並みを走る自分に酔いしれながら、学校に通う日々が始まりました。
ここで一つ、その国によっても異なりますが、日本のように歩道を自転車が通る事は少ないのではないでしょうか?
海外では、自転車専用レーンが歩道と車道の間に設置されていて、自転車ライダー達がかなりのスピードで飛ばせるようになっている事が多いと思います。
つまり、その国が左側通行なら、自転車も車と同じ方向、左側しか走らないわけです。
スローモーション
ある朝、弥助はいつもの様にMaverickを駆って学校へ向かっていました。
法律で義務付けられている為、車体と同じ色で選んだブルーのヘルメットをかぶり、背中に勉強道具やダウンジャケットを一式詰めた大きなバックパックを背負って風になります。
もう何度も通った道なので、かなりのスピードを出していました。
片側一車線ずつのさほど大きくない道を走っていた時、T字路になった右側の道から突然一台の車が出てきました。
自転車の前輪と車の前タイヤが綺麗にぶつかり、かわいそうなMaverickは真上に浮き上がりました。
そしてもっとかわいそうな弥助は、フロントガラス越しにドライバーの目前を空中で前転しながらボンネットを飛び越えていきます。
ドライバーの視界から消えた弥助は、綺麗に一回転した事で大きなバックパックが着地時のクッションとなり、ヘルメットは大きく割れたものの、奇跡の無傷でした。
今でも、あの映像をスローモーションで再生する事ができますが、あの瞬間は、あっ死んだと思いましたね。
結論~交通事故は、知らなかったでは済まされない~
左側車線通行を守らなければならなかったのは自転車も同じで、当時の弥助はそれを知りませんでした。なので、日本での感覚と同じ様に道路の右側を走っていたのです。
T字路から顔を出した車のドライバーも、まさか交通ルールの逆から走ってくるとは思っていなかったので、通常来るであろう方向だけを見ながら車の頭を交差点に入れてきたんですね。
それが突然予期せぬ方向から人が一回転しながらボンネットを飛び越えてくるのですから、そりゃあたまったもんじゃありませんよね?
結果、まさかのノーダメージの弥助はタイヤが四角になった瀕死のMaverickを拾い起こし、口を開けたまま降りてきたドライバーと車に傷が無い事を確認し、お互いに目だけで「じゃあ」と言って別れました。
Maverickは結局フレームも四次元方向に曲がっていたため、たった一週間でお別れになってしまいましたが、海外での交通ルールというものは日本のそれとは大分違うので、意外と落とし穴がある事を教わる為の高い授業料となってしまいました。
愛着が湧きまくっていただけに、辛い別れ、教訓でした。
自転車を運転する、バイクや車を運転する際は、必ずルールを確認してからは鉄則だというお話でした。
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第三弾:~革靴on the beach~
第四弾:~「う〇こ」を足に乗せる男~