英作文が苦手な人へ。書き方のコツは、日本語の直訳をやめ【主語を人】に!

2-1. スピーキング上達基礎英語
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続・英語の文を簡単に作りたい!秘訣は主語を人で作る事

今回の主題である、どうすればより簡単に英作文ができるかを解説する上で、まずはやはり文法の五文型をしっかりと理解したほうが簡単です。

急がば回れ的に分かりやすく解説しているので、お時間があればまずはこちらの章から是非!

そしてこの章では、英語で作文する事が日本人にはなぜそんなにも難しいのか?という理由を明らかにし、主語を人物にすれば簡単にできる手法について説明します。

読み終わったあなたは、頭で英文を考える時間が飛躍的に短くなると思います!

なぜ文型を使いこなせないのか?

中学校で習う文法の基礎の一つである五文型ですが、五つ全部の要点をまとめても上記リンクの章一つで十分な量です。

にも拘わらず、なぜそのたった五つの文型を駆使してスラスラと英文を作れないのでしょうか?

もちろん、必要なボキャブラリーを保有していないなどの理由は論外です。この章では語りたいトピックのボキャブラリーは必要なだけ保有している前提で進めます。

考えられる最も大きな理由は、日本語で考えている文章の構文が英語の五文型とマッチしていないからではないでしょうか?

つまり、言いたい文章が五つの内のどの文型に当てはまるのかが分からない事もあるでしょうし、そもそも主語がどれなんだ?と迷う事すらあるかもしれません。

最大の原因はこの日本語と英語の構文ミスマッチにあると考えています。

日本語からの直訳では混乱するだけ

では、実際に日本語を英語に翻訳しようとする過程を見てみましょう。次の例文をあなたならどう英訳するでしょうか?

「日本経済の過去十年間の停滞は深刻なデフレを引き起こし、未だに給与水準も横ばいのままである」

上の例文はいかがでしょう?まずこう考えてみて下さい。

「あなたは何を主語にして文章を作ろうとしていますか?」

日本経済?
経済の停滞?
給与水準?

五文型を構成する要素は以下の4つでした。

  • S(主語)
  • V(動詞)
  • O(目的語)
  • C(補語)

どれをS(主語)にして、続くV(動詞)に何を使おうとしていますか?

同じ様に2つ目の例文はいかがでしょう?

「日本はさくらの花で知られており、春にはお花見で日本中が盛り上がります」

S(主語)にするのは、日本?桜の木?お花見?

選んだ主語に続く動詞は何でしょう?

このように日本語から直接英語の文章に変換しようとするとまず引っかかるのがこの主語を選ぶ部分になるんです。

特に主語が省略されている日本語の文章を英語に直訳するのはとても難しいので、絶対にやめた方がいいです。

その解決策は人を主語にする事

このスキルは特に「書く・話す」のスキルとしてとても重宝しますので、是非有効に使って欲しいと思います。

前項の2つの例はいずれも「私達日本人」という意味の”We”を主語にして英文にしてみてください。

例えばこのような感じで英訳できます。

「日本経済の過去十年間の停滞は深刻なデフレを引き起こし、未だに給与水準も横ばいのままである」は、

“We have been suffered from the critical deflation without any salary increase in the last decade of Japanese economy.”

私達は、過去10年の日本経済において、給与を引き上げられることなく深刻なデフレに苦しんでいます」

あえて日本語訳もこのように言い換えられますし、「誰が何でどうなっている」という説明がよりクリアになります。

では2つ目の例を”We”を主語にして訳すとこうなります。

「日本はさくらの花で知られており、春にはお花見で日本中が盛り上がります」は、

“We enjoy our outside party with local friends and family at the timing of cherry blossoms season in every Spring.”

「毎年春になると桜の季節になるタイミングで、地元の友人や家族と一緒に外のパーティーを楽しんでいます」

日本語訳も、お花見を知らない外国人に説明すると仮定すれば、このように意訳できますね。

文章を翻訳する事が目的ではなく、英語を使って説明したい内容を出来るだけ分かり易く伝える事が目的です。

これを忘れなければ、どちらの日本語訳が本来の意味か分かると思います。

そしてこれを英語に訳せるのも主語は誰かをはっきりさせればこそであり、これが英文をスラスラと話せるスキルに繋がります

主語を人にしない例外ケース

とは言え、何でもかんでも主語を人物にできない場合もあります。物事には必ず例外があるものです。

以下、主な例外を二つ挙げたいと思います。

丁寧な敬語表現を作る時

まずは、物を主語にする事で人物の責任を意識させずに遠回しに伝え、いわゆる敬語表現や丁寧な表現にできます。

例えば、依頼していた仕事がもう終わったかどうかを確認したい時、主語を人にするときつい言い方になってしまいます。

“Have you finish this job yet?”

そういう場合は、直接相手の責任に言及するような直接的な表現を避け、物を主語にする事で敢えて物が悪いというニュアンスで言う事があります。

”Has this job been done by someone yet?”

この英語の丁寧語・敬語表現の誤解と正しい作り方について、より詳細に説明している章があります。興味があれば是非!

人が主語になれない形容詞で英文を作る時

もう一つは、一緒に使う形容詞によっては人が主語になれないので代わりに”It”を用い、本来の主語は”for”と一緒に使われます。

例を挙げると以下の様な感じです。

  • possible(可能)
  • difficult(難しい)
  • hard (難しい)
  • easy(容易な)
  • necessary(必要な)
  • important(重要な)

    I am difficult to drive this car.“ →これは間違いです。この場合は

    It is difficult for me to drive this car.“が正解です。

これら例外は存在しますが、それ以外は出来るだけ人を主語にした内容のクリアな英文を作る様に心掛けると、あなたの英語はとても分かり易く明快になりますよ!

結論~英文作成に困らない人は、人物を主語にしている

ここまで二つの章にまたがって見てきた通り、英語の文章をすらすらと言えるためには以下の二つのスキルが必要です。

  • 五文型の基本をマスターして、自動詞と他動詞を使い分ける基本
        
  • 出来るだけ主語を”I”, “You”, “We”という人にする秘訣

この二つを踏まえた上で、常に誰がという主語を把握しながら、「誰が何をどうした」という明快な文章にする事です。

この基本と秘訣を両方兼ね備えているあなたは、もう金輪際英文を作るのにそう迷わずに済むはずです。

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