英語の文章をすらっと言いたい!まずは文法の【基本の五文型】を

初級者にこそ目から鱗の英語
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英文をうまく作れない原因は主語+動詞を使えないから

英語を勉強していて、以下のアドバイスを聞いた事ありませんか?

「ネイティブスピーカー並みに英語を話すのは、中学で習う文法で十分」

20年の海外暮らしの経験に基づいた実感では、このアドバイスは7割は本当で3割が誤りという印象です。

「3割は誤り」というのは、日本語の「これヤバくね?」のような日常使いの生きた英語は教えてくれないからという理由です。スラングなどは中学英語では習いませんので、ここは実践で補わなくてはですね。

一方、中学の先生が教科書を使って教える英語は、日本語を話す外国人が「ワタシは、ナットウはスキではナイデス」と言っているような、基本的ですが応用が利かない表現という感じです。

しかし、理解はできるし通じるので「7割は本当」の意味はそこにあります。

それなのに中学英語をガッツリ学んでも、文法に苦戦して英文作成が困難な理由は一体なんでしょう?

この章では日本語を英語に変換する難しさを解消するための、文法上最も大切な基本の一つである【主語+述語(S+V)】について説明します!

中学英文法で最も重要なのは文型の理解

中学で習う文法には現在形や疑問形、仮定法、完了形、関係詞など色々ありますが、英文作成の最重要ポイントは文型を理解する事です。

他のどの文法に応用するにも、まずは五つある基本文型をマスターしていないと結果上手くできません。

ただ英語だと基本をマスターしましょうと言われても何だか億劫ですよね。分かります!

でもスポーツで考えたらどうでしょう?例えばバスケの経験者と初心者って一目で区別がつきませんか?そしてもちろん上手くプレイできるのは経験者ですよね。

これはボールの持ち方や姿勢、膝の使い方、ドリブルの仕方、遠くまでシュートするために必要な腕と手首の動きなど、バスケに必要な基礎スキルが備わっており、それらを繋げられるからです。

つまり英語の基礎スキルこそが文型です。長文を作るには、この基礎スキルである5つの文型を繋げる作業が必要なのです。

基礎スキルがなければ短文すら作れません。

文型の理解のためのミニマム知識

大切な所ではありますが、いかんせん取っつきにくい事は間違いないので、最低限の知識だけで5つの文型をおさらいしましょう。

文型は以下の4つの要素で構成されます。

  • S(主語)
  • V(動詞)
  • O(目的語)
  • C(補語)

日本語や韓国語はSではじまりVで終わる文法です。英語やフランス語などのSの後にすぐVが来る形とは異なるので難しくても仕方ありません。

しかしどうあがいても必須の知識なので、出来るだけ確実に自分の知識として確立しましょう!実力が上がり英語の鬼になったあなたの最強の金棒になります!

第一文型【S+V】

まず第一文型の【S(主語)+V(動詞)】です。

シンプルな文型でも以下の2つのルールが重要です。

使える動詞は自動詞のみ

一つ目は後ろに目的語を必要としない自動詞だけが使われる事です。

現在形だとピンと来ませんが、過去形だとこれだけで完結する事がより分かりますね。

  • I smiled.
  • I laughed.
  • I slept.
  • I went (to shopping).

最後の例文は、人によってはMとも呼ぶ2語以上の補足情報である(to shopping)が続いていますが、別に無くても成り立つ第一文型です。

この「前置詞+名詞」のセットは、自動詞と共に使われる典型的なパターンですが、あくまで補足情報です。

“There is”は後に続く名詞がS(主語)の第一文型

二つ目のルールは”There is”や”There are”と「〇〇がいます(あります)」という文章ですが、これは【S(主語)+V(動詞)】の第一文型です。

Sは後に続く名詞、Vはbe動詞です。ただの知識として抑えておけば大丈夫です。

  • There are three cakes (on the table).
  • There is a bird (on that branch).

下の例文なら、鳥がSで「いる」というbe動詞がVですね。

第二文型【S+V+C】

【S(主語)+V(動詞)+C(補語)】の第二文型は一番シンプルかもしれません。

「S=Cである」という関係性が全てだからです。be動詞が使われる構文はほぼこれです。

  • “I am James.”
  • “She became a doctor.”
  • “He looks sad.”

主語の人物の名前や特徴、状態などがイコールである事を表します。

第三文型【S+V+O】

第三文型は【S(主語)+V(動詞)+O(目的語)】です。

第一文型が自動詞のみだったのに対して、第三文型では他動詞しか使われません。

また第二文型では「S=Cである」でしたが、第三文型では「SはOではありません」です。

この二つの違いが最大のポイントです。

  • “I have a pen.”
  • “I hope your happiness.”
  • “I will buy a new car.”

全て目的語のOが無いと「何を?」と意味が中途半端な文章になってしまいます。そして最後の例文のように”will”などの助動詞が入っても動詞は一つですから問題ありませんね。

第四文型【S+V+O+O】

第四文型からは【S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+O(目的語)】と要素が4つになりますが、何も難しくありません。

要は「SがOにOをVしてあげる」という意味になります。

動詞も他動詞オンリーです。

  • “I teach her English (every week).”
  • “My partner gave me a birthday gift.”
  • “She sent Jack a postcard (from Japan).”

第一文型で、「前置詞+名詞」という補足情報の事をお話ししました。SVOCのどれにもあてはまらなず、Mとも呼ばれるとお話ししました。

このMを用いると、第四文型は第三文型に変えられます。

最後の例文を使うと、こうなりますね。

“She sent a post card (to Jack) (from Japan).”

第五文型【S+V+O+C】

最後の第五文型は【S(主語)+V(動詞)+O(目的語)+C(補語)】です。

これだけちょっとやっかいなので少しだけ詳しめにいきます。

基本的には「O=Cである」と抑えておけばいいだけなのですが。

何がやっかいかと言うと、使う動詞Vによって「O=C」の関係の種類にバリエーションがある点です。

「~させる」という使役動詞

動詞で言うと”make“や”let“ですね。

これらは「誰に〇〇をさせる」と訳せますが、「誰にあたるOが○○にあたるCをする」状態になります。これが「O=C」の関係になります。

  • “I made my daughter finish the homework.”
  • “She let me go.”

下の例で言うと、「Oである私が、Cである行くという行動の主体」ですね。「O=C」なわけです。

その他の一般的な動詞

使役動詞以外の一般的な動詞を使う場合に、いわゆる「不定詞」と呼ばれる「to +動詞の原形」をCとして使うケースです。

難しく考えずにそういうものと割り切って使う事が一番いいと思いますので、例文だけ挙げてみましょう。

  • “I asked her to stop smoking.”
  • “My boss told us to increase our sales.”
  • “She allowed me to use her laptop.”

「~する事」という不定詞Cの主体がOである関係性です。

下の例で言えば、「彼女のノートパソコンを使うのは私」ですね。

「名詞+名詞」の場合

「SVOC」の「OC」が両方とも名詞の場合です。

  • “Everyone calls me Bob.”
  • “I named my dog Hachi.”

下の例では私の犬=ハチですね。

「名詞+形容詞」の場合

最後は、「OC」がそれぞれ名詞と形容詞の場合です。

  • “I made her angry.”
  • “She keeps her room clean.”

下の例では「彼女の部屋=キレイ」という関係性ですね。

このようにCが動詞だったり、名詞だったり、時には形容詞だったりと変わる所がやっかいです。

惑わされずに「O=C」である関係性に注目して使いましょう。

結論~5つの文型を基礎に長文も~

ここからどうしてこの五つの文型をマスターしても英文作成が難しいのかを詳しく説明する予定でしたが、思いの外長くなってしまったので、別な章に引き継ぎます。

結論としては、英文にしたい日本語の文章がいかに複雑でも、英文の主語を人間にして作文する事で難易度が格段に下がるという事です。

こちらの章でなぜそうすべきかという理由と一緒に、より詳しく解説します!

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