「英語の仮定法は簡単で便利だから使う」を例文で7分で理解する

2-1. 初級者から脱出できる英語
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文法の堅苦しさに惑わされずに、便利な仮定法を簡単に使いこなそう

中学校で英語を習っている時、仮定法って理解するのが難しくて、つまずいたまま英語が苦手に、そして嫌いになる分岐の一つになっちゃうのかなと思っています。

仮定法現在、仮定法過去、仮定法過去完了、仮定法未来…。

名前からして、何かこちらを拒絶していますよね。全然フレンドリーじゃない。

しかし、海外で暮らしていて英語が日常生活の一部になった弥助からすると、使用頻度がめちゃめちゃあがりました。

何故かと言うと、言いたい事を簡潔に言えて便利だからです。

この章では仮定法にまつわる小難しい部分は全部排除して、現実での使用にいかに便利かを知り、多くの例文を通して表現のバリエーションを増やしてもらえたら嬉しいです。

7分後には、今すぐ誰かに使いたくなっちゃいますよ!

一旦横に置きます

仮定法現在?

まず一つ、仮定法現在と言われる文法は丸々無視します。一見理解がややこしい上に、日常で使わなくても何も困りません。

はい、一つクリアです!

仮定法未来?

次に仮定法未来については、とっても使い易い「万が一~だったら」という表現に任せますので、別の章に譲りますね。一番下にリンクを貼っておきましたので、お時間があれば是非!

はい、もう一つ終了です!

例文から分かる「仮定法過去は、過去じゃなくて今」

仮定法過去を日本語の訳からアプローチする

日本語で何か仮定の話をする時、「もし~だったら」って「だった」という過去っぽい言い方をしますよね。

英語もこれと同じだと思ってください。だから過去形になるだけだと。

「If + 現実とは違う事」,「こうだといいなぁ」が基本です。

最もポピュラーな例文に「もし私があなただったら」がありますが、もう「だった」って言ってますよね。だから過去形の“were“を使います。

「私は」だから”was”じゃないのか?と思う人も多いでしょうが、文法的な決まり事や構成などの説明も省きます。大丈夫です、別に詳しく知らなくても弥助は困った事はありません。

とりあえず、『”were”だと仮定法だって事が分かる』という知識で十分です。

If I were you, I would stop playing video game right now.”

「もし私があなただったら、今すぐにゲームを止めるでしょう。」

意訳すれば「俺ならすぐにゲームやめるけどね」で、より自然ですね。

そこで、「もし○○だったら、~だろうに」という学校で習った形は忘れて、「俺なら(私なら)~だけどね」という訳で考えてみましょう。

この表現、日常的に使う機会多くないですか?

例文で仮定法過去を染み込ませる

ここからは、仮定法過去の例文をいくつか並べていき、後で自分でも身近な例文をたくさん作って体に馴染ませちゃいましょう。

“If I were a millionaire, I would buy a mercedez.”

もし私がお金持ちだったら、べンツを買うのですが。」→「余裕があれば、私はベンツ買うけどね。」

“If I were a whale, I could live freely in the ocean.”

「もし私がクジラだったら、海で自由に生きられるのですが。」→「海で自由に生きるクジラになりたいなぁ。」

“If she were my girlfriend, I would be the luckiest man in the world”

「もし彼女が私の彼女だったら、私は世界で一番幸運な男なのに。」→「彼女と付き合えたら超ラッキーなんだけどね。」

“If I had a car, I could take her to the beach.”

「もし私が車を持っていたら、彼女をビーチに連れていけるのですが」→「車があればなぁ。彼女をビーチに誘うんだけど。」

“If he were not in Canada now, I would kick his ass for you.”

「もし彼が今カナダにいさえしなければ、あなたの為に尻を蹴り上げてやれるのですが。」→「カナダなんかに行ってなければ、代わりに奴の尻を蹴り上げてやるのに」

“Which boy would you choose as your boyfriend if you had a chance to get anyone in our class?”

「もしあなたにクラスの誰でも選べるチャンスがあるとしたら、あなたは誰を彼氏に選びますか?」→「クラスの中で誰でも一人選べたら誰と付き合う?」

「現実ではない」部分を「~たら」や「~だったら」という日本語表現と同じ過去の形に英訳して文章を作るだけです。

何も難しくないですね!

例文から分かる「仮定法過去完了は、過去の事」

仮定法過去完了を日本語の訳からアプローチする

もう一つ、仮定法過去完了も使う機会の多い便利な表現で、やはり日本語の訳と比較してみたいと思います。

“have”と過去分詞を使った「If + 今の現実とは違った事」,「~だったらよかったけどなぁ」という組み合わせに変わります。

仮定法過去との違いは、『過去についての話だから、タイムマシンでも無ければもう絶対に変えようがない』という所です。

仮定法過去完了は、過去は絶対に変えられない諦めのニュアンスです。

前項で用いた例文”If I were you, I would stop playing video game right now.”を、仮定法過去完了に変えて比較してみるとこうなりますね。

If I had been you, I would have stopped playing video game soon after.”

そして訳はこう変わります。

「もし私があなただったら、今すぐにゲームを止めていたでしょう。」→「俺ならすぐゲームを止めてたけどね」

両方共仮定の話をしているので、「もし私があなただったら」という訳が同じになるのですが、厳密には以下の違いがあります。

  • 「私が(今)あなただったら」
  • 「私が(過去のあの時に)あなただったら」

仮定法過去の場合は、今現在の事なので、言われた相手は止める事を選択できます。

一方、仮定法過去完了は、過去の話なので、止めなかった過去は変わりません

ですので訳は、現実と違う部分は「もし私があなただったら」の様に統一しちゃって、後半を「~だったらよかったけどなぁ」と過去の話に言及します。

仮定法過去完了って教わりながら、実際は過去の話をしているので紛らわしいだけです。

例文で仮定法過去を染み込ませる

では前項と同じ様に、仮定法過去完了の例文をいくつか並べていき、自分の身近な例文をたくさん作る事で、体に馴染ませちゃいましょう。

“If I had been a millionaire, I would have bought a mercedez.”

「もし私がお金持ちだったら、べンツを買ったのですが。」→「余裕があったら、私はベンツ買ってたけどね。(でも買えなかった)」

“If I had been a whale, I could have lived freely in the ocean.”

「もし私がクジラだったら、海で自由に生きられたのですが。」→「海で自由に生きるクジラみたいになりたかったなぁ。」

“If she had been my girlfriend, I would have been the luckiest man in the world”

「もし彼女が私の彼女だったら、私は世界で一番幸運な男だったのに。」→「彼女と付き合えたら超ラッキーだったんだけどね。」

“If I had had a car, I could have taken her to the beach.”

「もし私が車を持っていたら、彼女をビーチに連れていけたのですが」→「車があったらなぁ。彼女をビーチに誘えたんだけど。」

“If he had not been in Canada at that time, I would have kicked his ass for you.”

「もし彼があの時カナダにいさえしなければ、あなたの為に尻を蹴り上げてやれたのですが。」→「カナダなんかに行ってなければ、代わりに奴の尻を蹴り上げてやったのに」

“Which boy would you have choosen as your boyfriend if you had had a chance to get anyone in our class during our shooldays?”

「学生時代にもしあなたにクラスの誰でも選べるチャンスがあったとしたら、あなたは誰を彼氏に選びましたか?」→「学生時代にクラスの中で誰でも一人選べたら誰と付き合ってた?」

結論~7分経ちました。仮定法は簡単で便利でしょ?~

では、大事なポイントだけまとめてみましょう。

日本語で仮定を表す時に過去の形になる。(「もし○○だったら?」)

なので、英語も過去形にしちゃおう。(”If I were you”, “If he had a car,”)

注意が必要なのは「だったら」では無い、普通の「If文」は仮定法ではありません。

“If you are hungry, I will make your lunch now.”

「もしお腹すいてるなら、すぐランチつくるよ。」(←「だったなら」ではないですね)
   

仮定法過去は、今現在の仮定の話

「If + 現実とは違う事(○○だったら)」,「こうだといいなぁ」

意訳すると、「私なら~するけどね」「彼が○○なら~だけどね」
    

仮定法過去完了は、もう変えられない過去の出来事の仮定の話

「If + 今の現実とは違った事(○○だったら)」,「よかったけどなぁ」

意訳すると、「私なら~したけどね」「彼が○○だったなら、~だったけどね」
  
  

さ、7分経ちましたね。

この二つを柔軟に使い分けられるようになったあなたは、「○○だったら」という表現を、現在にも過去にも両方使えるようになっているでしょう!

仮定法未来を、ビジネスではどのように使われるかという形で分かり易く説明しています。もしお時間あれば是非!

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