試着やデザイン、似合うかどうか等、ショッピングの会話を追ってみよう
海外に住んでいたり、海外旅行の機会等で、その土地にあるかわいい洋服のお店を見つけたりしますよね。
セレクトショップだったり、マーケットの中のお店だったり、自分用やお土産用に買い物するのはウキウキしますよね。
この章では、実際に海外で洋服を購入する機会に、せっかくなので入店から購入まで実際に起こりうる場面ごとに進めながら、楽しいショッピングに役立つ表現について示唆してみたいと思います。
入店~見てるだけです~
まずは肩慣らしからいきましょう!以前から気になっていたセレクトショップにやってきたあなたに、店員さんは声を掛けます。
“Hi, how are you today? Did you need any help in particular?“
「こんにちは、元気ですか?何か手伝える事はありますか?」
“I’m just looking so far. Thanks anyway.“
「まだ見ているだけです。ありがとう」
“No problem. If you wanna ask me any questions, feel free anytime, OK?“
「分かりました。では何か質問したい事があればお気軽にしてくださいね?」
迷っている~気軽に聞いてみよう~
“May I help you?“
「大丈夫ですか?」
“Yeah, I like this hoodie with polka dots, but looks too big for me.“
「あぁ、この水玉のパーカー気に入ったんですけど、大きすぎるみたいで」
“OK, I’ll find the same one but smaller for you. Which size would you like?“
「分かりました、小さめのをお探ししますね。サイズは?」
“Have you got both medium and small? I wanna check them up all.“
「MとSと両方ありますか?どっちもチェックしたいんですけど」
“Sure. Well, here we go.“
「もちろんです。ええと、はい、どうぞ」
【ポイント】
サイズの注意点ですが、S(エス)やM(エム)と言っても意外と通じない事があります。店員さんに依りますが、初めからSmall、Mediumという方が無難です。
またパーカーの事を英語では「hoodie」と言います。こうした和製英語が通じない英単語が洋服関連ではとても多いです。
洋服関連で通じない和製英語については、別の章でまとめましたので、もしお時間があれば是非!
“We also have another designs of the same hoodie, which are plain and stripe.“
「同じパーカーで別なデザインもあるんです。無地とストライプなんですが」
“They look nice, too! “
「これもいいですね!」
【ポイント】
デザインに関しては「with 模様」か「-edな〇〇」で説明できます。
・水玉の:with (polka) dots, dotty hoodie
・無地の:with plain color
・ヒョウ柄の:with leopard pattern (print)
・縞の:with stripe (※ちなみに横の縞をボーダーとは言いません!)
・花柄の:with flower (floral) pattern (print)
・チェックのシャツ:checked (plaid) shirt
試着~出来るパターン~
“Can I try these on?“
「試着できますか?」
“Sure you can. Please use this fitting room then. You can put the items in this basket after taking them off.“
「もちろん。こちらの試着室をご利用ください。脱いだ服はこちらのカゴに入れて下さいね」
“Gotcya. Thank you.“
「分かりました。ありがとう」
【ポイント】
「着ている」と「着る」は動詞が違う。
・既に着ている状態:wear, have on(”I wear glasses.”「私は眼鏡をかけています」)
・今、着る動作:put on, try on(試着)
・脱ぐ:take off
試着~出来ないパターン~
“Can I try these on?“
「試着出来ますか?」
“Unfortunately, I gotta ask that you do not directly put them on.“
「申し訳ありませんが、直接試着して頂く事ができないんです」
“Oh, OK.“
「あ、分かりました」
“Of course, you can hold it up against you to see in the mirror if they fit.“
「もちろん、フィットするかどうか、鏡の前で実際にあてて確認する事は可能ですので」
“Gotcya. Thank you.“
「分かりました。ありがとう」
【ポイント】
「hold ○○ up against 誰誰」で、上から○○をあててみるという意味があります。
例文を他の言い方だと「You can check how they look on you in the mirror.」等もいいですね。
褒められる~褒め言葉を受け止めよう~
“How do you think me in this hoodie?“
「どうですか?」
“It looks good on you. Perfect fit. This stripe suits you better than dotty one.“
「似合いますよ。サイズもばっちり。ストライプの方が水玉より似合いますね」
“Yeah? You reckon?“
「そうですか?」
“I think this hoodie will be a perfect match with your pants. You have good taste in fashion, don’t you?“
「このパーカーはあなたのパンツにマッチすると思いますよ。あなたはファッションのセンスがいいですよね」
“Thank you!“「ありがとう!」
【ポイント】
「look good on you」で「似合う」という意味です。「suit you」も同じ意味です。
「good taste in」で「~にセンスがいい」です。
購入~お会計です~
“OK, I will take this stripe one, thanks.“
「では、これを買います」
“Sure. Do you mind to come to the cash register with me?“
「はい、レジまで一緒にお願いできますか?」
“Alright, it’s $45.“
「では、45ドルです」
“Here you are. $50.“
「はい、じゃあ50ドルから」
“Thank you, here is your change, $5.“
「ありがとうございます。5ドルのお釣りですね」
“Thank you.“
「ありがとう」
“Thank you very much, I’ll see you again.“
「ありがとうございました、またお待ちしています」
“Sure. See ya.“
「はい、ではまた」
【ポイント】
「これください」は「I’ll take this.」でばっちりです。
何も言わずにお金だけ渡すのではなく、「Here you are.」等、笑顔で一言添えてやりとりしたいですね。海外で黙ってお金だけ渡すアジア人を本当によく見かけますが、maturedな感じは残念ながら感じられません…。
結論~もう英語で買い物は怖くない~
冒頭でも少し触れましたが、海外での買い物というのは、それだけで楽しいものです。日本では見かけないデザインなど、見ているだけでワクワクしますよね。
そんなせっかく楽しい体験を、英語が通じるかとビクビクしながら楽しめないのではもったいない!と言うしかありません。
最後のお会計の場面でも、敢えて最後まで会話を伸ばしたのですが、これは海外ではお客さんとお店の人は100%対等であるという前提が多いので、お客さんもお金を渡す時に「Thank you.」と言います。
それも忘れなければ、お互い嫌な思いをせずに、現地に溶け込んだような楽しいショッピングが出来るでしょう!
海外でも、お客様は神様ですは通用するか?については、こちらの章で詳しく解説しています。お時間があったら是非!