「頭がいい」という意味で使われるネイティブ英単語4選+α

2-1. 初級者から脱出できる英語
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「頭がいい」「賢い」「ずる賢い」「機転が利く」ネイティブはどう使い分けている?

学校の授業で習った際、「頭がいいはCleverです。」と、それしかない様な感じで教えられた記憶があります。あたかも、テストで出たら”Clever”と書かなければバツになりますよ、と言わんばかりの。

“Clever”には「ずる賢い」という否定的な意味があるから、子供に対しては使わないように等というアドバイスをくれる先生もおり、混乱した覚えもあります。

またカタカナで使う場合は「痩せている」という意味の「スマート」ですが、英語の”smart”は「頭がいい」という意味で使われる事は、どれ位の日本人が知っているのだろう?と疑問に思ったり。

この章では、ただ「賢い」というだけでなく、色々と誤解のありそうな「頭がいい」という意味の英語を一度しっかりまとめます

教科書だけに沿った指導から抜け出し、一度持ってしまった誤解はこの際一掃し、あなたが様々な関連表現を柔軟に使い分けられればいいなと願います!

取り上げる単語は以下の通りです。

  • 教科書で習う”Clever”
  • 誤解がある?”Smart”
  • 会話によく出てくる?”Wise”
  • ネイティブが好んで使う”Quick-witted”
  • その他の「頭がいい」単語
  • ネガティブなニュアンスの「狡猾な」の単語をいくつか

学校で習う代表的な「頭がいい=clever」

まず必須で覚える”clever”という単語ですが、よく「ずる賢い」というニュアンスがあると言われます。

日本で英語を教えている情報にも接してみましたが、皆さんこの「ずる賢い」点を”smart”等との違いとして指摘していました。

ある人は「子供にはいいけど、大人に使うとずる賢いという意味になるから注意」と指摘しており、またある人は「そもそもずる賢いという意味だから、特に子供に向かって言うのは控えた方がいい」と正反対の意見もありました。

確かに辞書を引いてみても、ずる賢いという意味も載っているのですが、実際にネイティブで使われている場面に遭遇しても、ずる賢いというニュアンスは見られないのが現実です。

念の為、ネイティブスピーカーの友人に確認しても、”Mmmm, Maybe. Maybe not.”という曖昧な答えが多かったですね。

要は気にしていないという事です。子供に対して

You are a clever boy! I’m proud of you.

「何て賢いの!誇りに思うわ」

と言っている場面も何度も見ています。

もしかしたら、辞書に載っている例文から推測するに、一緒に使う単語がネガティブな場合に「狡猾な」というニュアンスが大きくなるのかもしれません。

  • a clever crime“(狡猾な犯行)
  • too clever by half“(抜け目のない、才能を鼻にかけた)

“smart”は「痩せている」という意味もある?

日常で「頭がいい」という意味で最もよく使われる単語は間違いなく”smart”です。

大人にも子供にも、彼は彼女はとても頭のいい人だという場合は、ほとんど”smart”が使われます。勉強が出来る頭の良さにも、地頭の良さにもどちらにも使われます

英会話の中で「頭がいい」と言いたければ、この”smart”を使っておけば大丈夫です。

フォーマルな場面でもカジュアルでも使えますし、誤解無く伝わります。それ位ポピュラーに使われる言葉です。

ただ一つ、もしかしたら誤解がある?という場面に一度遭遇した事があるのですが、ある日本人が”She is smart person.“と言っているのですが、前後の文脈から明らかに「痩せている」という意味で使っていたのです。

確かにカタカナで「彼女はスマートだ」と言えば、日本人である私達は痩せている彼女を想像するかもしれませんが、英語にはこの「痩せている」という意味はありません

「痩せている」を表す言葉は、”slim“です。”thin“でも大丈夫ですが、やはり「slim」と言う事が多いです。

「頭がいい」とは関係ありませんが、ちなみに”skinny(痩せている)”という単語は普通に使われているようでいて、人によってはネガティブに理解し、嫌な顔をするかもしれません。

確かに辞書では”very thin in a way that is unattractive“という感じで載っています。つまり、「骨と皮だけのように痩せぎすで魅力的ではない」という否定的な意味になってしまうという事です。

“wise”は、ネイティブスピーカーには形容詞的に使われがち

“wise”という単語も「頭がいい」という意味で日常的に使われます

どちらかと言うと「勉強が出来る」「博識である」「思慮深い」「賢い」というニュアンスで使われる事が多いと思います。

そして、単語単体よりもよく使われる形があります。

それは、「名詞+wise」という形で「~的に」という形容詞として使われる表現です。

これは使い勝手がいいだけでなく、自分で勝手に造語も作れるとても便利な表現です。例えば、以下の様に例文を作れます。

I wanna have a lunch with you, but it’s difficult time-wise.

「ランチをご一緒したいですが、時間的に難しくて」

That bag may be match with my dress, but I will give it up price-wise.

「あのバッグは私のドレスに合うと思うけど、値段的に無理ね」

You can record this as your personal expense tax-wise.

「税金的にはこれはあなたの個人経費として計上できます」

これは造語的なジョークになりますが、例えばこんな風に言えば、友達間で成り立つ笑いになるでしょう。

This is all OK Yasuke-wise!

「弥助的にはこれでいいんだよ!」

ネイティブが好んで使う”Quick-witted”

「頭がいい」という表現の中でも、特に「機転が利く」「頭の回転が速い」「ツッコミが的確で早い!」と言いたい場合もあると思います。

She is the most quick-witted person ever!

「彼女は今まで会った中で一番頭の回転の速い人だ!」

You gave us a quick-witted response. Well done!

「最高の返しですね、素晴らしい!」

新聞などメディアでも頻繁に使われる単語ですので目にした事もあるかと思われますが、自分の英会話の中に取り入れると表現の幅が広がりますよ!

その他の「頭がいい」単語

もちろん、それ以外にもたくさん「頭がいい」という単語は存在しますが、上記の単語さえ自分の言葉として使えれば十分です。

ただ同じ単語を何度も繰り返して使うと、ボキャブラリーの乏しい”smart”じゃない人だと思われない様、他にももう少し紹介しておきますね。

すこし固そうな言葉ですが”Intelligent“も「頭がいい」ですね。どちらかと言うと、単体の”wise”と同じでアカデミックな頭の良さに使われます。

または”bright“も使えますね。ん?「明るい」じゃないの?と思われるかもしれませんが、加えて「聡明な」という意味も持っています。

後は”ingenious“, “ intellectual “などもありますが、あまり会話の中で出てきた記憶がありません。

ネガティブなニュアンスの「狡猾な」の単語をいくつか

最後に、実は”clever”にはほとんど無かった、明らかにネガティブな意味での「狡猾さ」を表す単語をいくつかご紹介します。

代表的なのは以下の4つかなと思います。

  • cunning
  • sly
  • crafty
  • wily

全部「狡猾な、ずるい、悪知恵が働く」という否定的な意味です。

もう少しカジュアルな感じに戻して言うと、例えば”tricky“なども入って来るかなという感じですね。

結論~会話の頻出単語です。様々なバラエティで使いましょう!~

「頭がいい」は会話の中で、よく使われるトピックですね。

相手を褒める時はもちろん、第三者を評して伝える場合にも、学校の中でも家庭の中でも、老若男女に使われます。

ですので変な誤解はこの際一掃して、出来ればニュアンスを使い分けながら生き生きと表現出来たら、会話にも自信がつくと思いますよ!

おさらいしておくと、以下の通りです。

  • “clever”は実際には「狡猾な」というネガティブな意味では使われないので安心して使って大丈夫
      
  • “smart”は代表格としていつでも使おう!
      
  • “wise”は「賢い」ニュアンスで、プラス名詞と組み合わせて形容詞的に
      
  • 「頭の回転が速い」は”quick-witted”を用いる
       
  • その他の単語も自分のボキャブラリーとして覚えておければベター

全部覚えたあなたも”smart person”の仲間入りですね!

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