“Naughty”の意味は使う相手によって違う~スラングも…~

2-1. スピーキング上達基礎英語
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大人相手に使う”Naughty”の意味は、「もういいのにぃ」と「悪い人ね💓」

英単語を辞書で調べると、複数の意味を持つ単語に出会いますよね?

さらにスピーキングで使われる場合、言う対象によって、辞書に載っていない意味で使われる単語もあるんです。

それは「ニュアンス」によって微妙に変わります

このニュアンスって絶対に学校では習わないので、生活の中でしか気づく事が出来ません

この章では、「悪い、いたずらな」という意味の”Naughtyについて、以下の使う対象毎に、意味がどのように変わるかを知り、臨機応変に使えるようになります! 
    

  • 子供に言う場合
        
  • ペットに言う場合
          
  • 大人に言う場合

同じ単語でも使う対象が変わると意味が変わる

Naughty“という単語があります。発音は「ノ(↑)ゥティ(↓)」という感じです。

辞書で調べると「悪い」とか「いたずらな」という意味が載っています。

まずは、この基本的な意味での使われ方をみてみましょう。

また、リスニングとスピーキングを得意にしたい人には、その秘訣がイントネーションにあることが分かる秘訣を5つお伝えします!

子供へ言う場合

両親や学校の先生が子供達に向かって、

You are naughty.

Naughty girl (boy)!

などと叱る場面をよく見ます。

言う事を聞かなかったり、何か悪い事をした際にしつけの意味で厳しめに言う場合もありますし、「ふふふ、いけない子ね」といったからかう様なニュアンスで言う場合も、両方あります。

どちらかと言うと後者の方が多く、「もうほんとに、困った子ね。大目に見るのは今日だけよ。」みたいな、少し笑いながら言うニュアンスです。

言われた子供も、「てへへ」みたいな感じです。

もちろん前者の厳しめに言われる時は、しっかりとしゅんとなりますが、その場合に使われる表現は”Naughty”よりも

Behave yourself!”

「行儀良くしなさい、行いを改めなさい

などの方が多い印象です。


    
    
また、日本でも小学校からの英語の授業が本格的に始まりましたね。小学校の先生もNaughtyと使うかもしれません。

しかし、特に初めて英語に触れる小学生が、導入段階でつまづいてしまい、早期に英語嫌いになってしまうリスクを相当大きくはらんでいることも事実です。

特に、英語は英会話教室などに幼少時から通っていた子達と、これからABCを学び始める子達が同じスタートラインから始める教科です。

すでに始める時点で大きなハンデを背負っている子達も多いのが実情です。



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ペットへ言う場合

次に、飼っているペットに言う場合もニュアンスが違います。犬に言う場合が圧倒的に多いですが、この場合は本気で厳しめに言う場合がほとんどです。

つまり、人間と犬という主従関係がはっきりしている場合に言う”Naughty”は躾を守らない悪い犬という意味に限定されるので、ただ厳しくなります。

特に海外の犬の飼い主達は、自分のペットの犬を本当に愛して可愛がると同時に、主従関係にとても厳しい側面があります。

さっきまで満面の笑顔でワシャワシャやっていたはずが、突然ある行動に対して本気で”Naughty boy (girl)!“と怒鳴ったりして、見ているこちらが驚く事もあります。

大人へ言う場合

最後に大人が大人に”You are naughty.“と言う場合のニュアンスですが、この章で最も伝えたい意味がここにあります。

大きく分けて二つです。

  • 大人同士でギフトをあげるような場合
       
  • セクシーな意味

まずは、例えば旅行先で買ったお土産を友人に渡しに行った場面を想像してみて下さい。

お土産を受け取った友人は”Oh, thank you!“に続いて何と言う事が多いでしょう?

アメリカ人は”You shouldn’t have.“と言いがちでしょうか。

イギリスやオーストラリア、ニュージーランドといった英語圏ではこう言います。

You are naughty.

どちらも「そんな気を使わなくていいのにぃ」というニュアンスですね。

“Naughty”は「悪い、いたずらな」と学ぶと思うので、もしこのニュアンスを知らないと「???」となる訳です。

でも逆に言うと、知っていればよりスピーキングに特化した英語を操れるようになります!

     
そしてもう一つのセクシーな場面で使われるニュアンスですが、ここは想像にお任せします

相手を焦らすように、お好きに訳してください(笑)。
  
  
  
こうしたニュアンスの違いはさまざまな場面で登場しますよね。
例えば旅好きな人にとっては、こちらも意外に知らなかったという感じではないですか?

結論~ニュアンスは現地で経験して学ぶしかない~

この様に、言う対象の違いによって意味のニュアンスが変わるという事は、日本の学校では絶対に習わないので、海外に出てその場面に出くわして初めて「???」となりつつ学んでいく類の経験になります。

  • 子供に言う場合 ‐ 「もう、しょうがないなぁ。困った子」
       
  • ペットに言う場合 ‐ 「悪い子だ!」
       
  • 大人に言う場合 ‐ 「気を遣わせてごめんね。」「セクシーに」

こうした違いを場面ごとに使い分けられたら、あなたの話す英語はより生き生きとしてくるでしょうし、英語を聴く・話す上での自信になるはずです!

学校では習わない、ネイティブスピーカーがよく使う単語や表現を紹介するカテゴリーですが、数が多くなってきたのでアルファベット順に一覧表にまとめました。

ネイティブスピーカーの会話に頻出する表現に興味があれば是非!

さらに、こうした英会話上達に直結するTipsをガッツリ学べるのが、コーチングスタイルの学習です。
その中でも、特に短期間で実力を伸ばしたい人向けには、高額でしかも厳しいコーチングスクールがお勧めです。

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