【復活祭イースター】必須の英語を覚えて会話に活かそう!

2-1. スピーキング上達基礎英語
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イースターを楽しむ為の英語表現と英単語を厳選

日本でもクリスマスや、バレンタイン、ハロウィンに次いで人気になりつつあると聞いています。

しかし、イースターがどういう日であるかについての認知度はまだ低いかもしれませんね。

うさぎや卵がアイコンになっているイベントで、ディズニーランドでも催しがあったり、お菓子メーカーがチョコエッグを販売したりという動きがあるようですが、

海外のキリスト教圏では、クリスマス以上に神聖かつ大切な日です。

この章では、地域や派閥によって様々な違いのあるイースターについての詳細な差異は深く追求せず、

あなたが復活祭イースターを最大限楽しめる様、必要な英語表現や英単語をまとめたい

と思います。

イースターの語源や基礎知識

・イースターとは?

イエスキリストは弟子の一人に裏切られ、十字架刑で処刑されて最期を迎えます。

しかし、彼は自ら復活する事を予言し、実際処刑から三日後に復活した事でその予言を現実にするという最大の奇跡を起こしました。

このイエスキリストの復活を祝う日がイースターであり、日本語では復活祭と呼ばれます。

     
・イースターの語源は?

イエスキリストの復活と、春の訪れを祝う祭りの象徴である女神「Eostre」のイメージが結びついた結果、”Easter“と呼ばれるようになったと言われています。

春の女神は太陽と共にやってくるので、東のことを「East」と呼ぶようになったとも。

イースターという言葉の語源は、特にイエスキリストの復活とは直接の関りは無い様です。

   
・イースターはいつ?

春分の日の後、最初の満月の次の日曜日
にお祝いする為、毎年違います。

キリスト教色の濃い国では、四連休になります。

  • 直前の金曜日が”Good Friday
  • 続けて”Easter Saturday
  • Easter Sunday
  • Easter Monday

宗教的に繊細なアメリカでは、他宗教の信者を考慮してか、前後の祝日はありません。

    
・イースターの象徴

キリスト教において、卵は生命の象徴です。

殻の中で育ち、殻を割って世に出てくる様が、イエスキリストの復活を象徴しており、イースターのシンボルとしてお祝いに使用されます。

そして、前述した女神Eostreの地上での姿がうさぎで、こちらもイースターの象徴です。

この世に新しい生をもたらす春の象徴が多産の動物・うさぎで、豊穣や繁栄の意味としてお祝いに用いられる様になったそうです。

また、いたずらうさぎがイースター前夜に卵をかくしたという逸話もあります。

イースターのイベント

・イースターエッグ作り

今では、プラスチックやチョコレートなど様々な素材で作られますが、伝統的なイースターエッグは、

ゆで卵をたくさん作り、カラフルにペイントするのが習わしです。

絵や模様をペイントして家族で見せ合って楽しみます。

より深く調べていくと、赤色はイエスキリストの血を象徴するとか、星はイエスキリストを表し魔除けの効果があるだとか、太陽は豊作の願いが込められているとか、波は永遠を表すなど、一つ一つに意味もあるようです。

全体的には、暖色系でカラフルな仕上がりが多いですね。

     
エッグハント

いたずらうさぎがイースター前日に卵を隠したという逸話もありますが、イースターエッグを家の中や庭、公園などに隠して、家族皆で探しに行くという、エッグハントという遊びがハイライトです。

最近では、イースターの一か月以上前からプラスチックの卵型のケースやチョコレートなど、本物の卵の代用品を使うのが主流です。

    
・エッグロール

アメリカでは、ホワイトハウスでのイースターパーティで催される事で有名なアクティビティです。

芝の上などで、卵を割らないように柄の長いスプーンで転がしながらゴールを目指すゲームなので、最近ではプラスチックの卵などで代用される事が多い様です。

    
・Easter Bonnet Parade

これはアメリカらしく宗教や人種などの垣根を取っ払った、ニューヨークの五番街を中心に催される、陽気なパレードです。

復活祭という宗教的な意味合いが薄く、誰でも気軽に参加出来、”Bonnet“(発音は「バニッ」という感じです)と呼ばれる、つけ紐をあごの下で結ぶタイプの帽子にイースターのモチーフをこれでもかとド派手に飾り付けるのが特徴です。

イースターに必須の英語

ではここで、イースターにまつわる英語を確認しておきましょう!

・resurrection of Jesus  イエスの復活

・Crucifixion on the cross  十字架への磔

・Twelve Apostles   イエスの十二人の弟子(十二使徒)

・The Last Supper   最後の晩餐

・Goddess  女神

・Bonnet  つけ紐をあごの下で結ぶタイプの帽子、車のボンネットも同じこの単語

・Egg roll  卵を柄の長いスプーンで転がし競争するゲーム。イギリスでは”Pace-egging”とも言います

・Bunny  厳密には「子うさぎ」、または幼児言葉の「うさちゃん」に相当する言葉です。

ちなみに”Rabbit“は「穴ウサギ」で、白や茶色のフワフワの毛で一般的なうさぎを指します。

これに対し、”Hare“(発音は「ヘア(rの発音)」)という単語もあり、こちらは野生の「野うさぎ」です。

野原をピョンピョン飛び回る筋肉質なイメージのウサギです。

詳しい違いは、こちらの章で詳しく解説しています。お時間があれば是非!

これらは、絵本などでも様々に使い分けられるので、知っているとなるほどと思います。

Peter Rabbit“に対し、年下の従弟は”Benjamin Bunny“です。

不思議の国のアリスでも、知的な感じの眼鏡をかけた白うさぎは”The White Rabbit“で、狂ったお茶会の場面でアリスを翻弄する野ウサギの三月うさぎは”March Hare“です。

それぞれ、イメージが名前とマッチしていますね。

結論 ~イースターは人と知り合える楽しい機会~

では、基礎知識を得て、まつわる必須の英語も覚えたところで、仲のいい家族に交ぜてもらって、イースターに参加してみましょう!

イースターのお祝いでは、基本的にクリスマス同様、家族みんなで集まってご馳走を楽しみます。

そしてイースターならではのアクティビティは、暖かい春の日差しの中で家族みんなで楽しめます。

Egg huntで「卵、見つけたー!!」と盛り上がり、現地の人達との絆を深められるような、ほのぼのした経験となるでしょう。

    
また、お祭りつながりですが、【日本のお祭り】について外国人と英語で話す場合のコツについてまとめた章があります。お時間があれば是非!

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