“How are you?”は「元気?」、では”What’s up?”の意味は?

2-2. Native英語を話したい!
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“What’s up?”と聞かれても、”I’m fine.”??

会話は必ず挨拶から始まります。英語でも「元気ですか?」という意味の定番がありますね?

How are you?

これは学校でも習いますし、知らない人はいないでしょう。

答え方は、”I’m fine, thank you.“が定番でしたね。

では、もし相手が違う挨拶で会話を始めてきたら?

“Hi! What’s up?

あなたなら、どう答えますか?
同じように”I’m fine. Thank you.”と答えるでしょうか?

しかし、それでは相手は少し戸惑ってしまうかもしれませんね。

この章では“How are you?”と”What’s up?”のそれぞれへの答え方を明確にし、スピーキングへの自信を深めましょう!

今まであやふやだった知識をクリアにしちゃいます!

~「最近どう?」~

What’s up?“はかなり砕けた表現ですが’、日本語にすれば「最近どう?」や「最近、何かあった?」が最もしっくりくるかなと思います。

似たような表現には、以下のようなものもありますが、ほぼ同じ意味です。

  • “What’re you up to?”
      
  • “What’s new?”
       
  • “What’re you doing?”
        
  • “What’s going on?”
        
  • “What’s happening?”

もし”How are you?“と聞かれれば、答えは”I’m fine.“ですね。これはなぜかと言えば、体調を聞かれているからです。
  
ですが、この”What’s up?”は、仕事や生活面において最近どうしているの?という状態を聞いているため、「元気です」では、会話がかみ合っていない違和感が生じます。

では、どう答えればより自然な会話になるか?以下、主要な返答を並べてみます。

  • Umm, Nothing. 「特に何も」
       
  • Nothing special. 「これと言って何もないよ」
       
  • Same as always (usual). 「いつもと同じだよ」
        
  • “I’m doing well.”「色々調子いいよ」
       
  • Working hard every day. 「毎日超働いてるよ」
       
  • Having been busy for the last two weeks. 「この二週間忙しくて」

基本的には「まぁ、ぼちぼちだね」という感じで上の3つがよく使われていると思います。何か特別話す事があれば、下の3つのように言う事もありますが。

~若者同士の軽い挨拶~

これはティーンネイジャーの間で主に使われていて、もう特に意味はなく「よう」に対して「よう」のような感じです。

ですので、この場合の受け答えは、以下のような感じです。

“What’s up?”

「よう」

“What’s up, mate (dude, buddy, friend, etc…).”

「よう(、相棒)」

あまり30代以上では使われていない会話だと思いますので、おじさんが若者言葉を使っているような感じにならないよう気を付けて下さい。

~「これからどうするの?」~

そしてもう一つ、日常会話でよく使われる意味としては「今日、このあとどうするの?」のような質問があります。

“What’s up tonight?”

「今晩どうするの?」

“I’m going for dinner with Melissa. You wanna join us?”

「メリッサとご飯に行くけど。一緒に行く?」

このタイプの質問は、海外では本当に毎日のように使われています。

以上のように3つのタイプに分けて説明してきましたが、いずれもネイティブスピーカーの会話では非常によく使われる表現なので実際に接する機会も多いでしょう。

   
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らないネイティブ表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。

アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。

他にもさまざまな『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!

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