知らなきゃ困るネイティブ英語・”Play with friend”する大人は子供?
留学先や海外旅行先で、ネイティブスピーカー達の間で交わされる話し言葉や、日常生活の中でよく使う言葉には、日本の学校では教わっていない、日本の教科書でも勉強していない、いわゆる生きた言葉がたくさんあります。
そしてそこから生じる誤解も多々あります。
弥助が何度も直面した誤解の場面なのですが、「週末何してたの?」と聞かれた日本人が
“I played with my friends on the last weekend.”
と答えているのです。
この章では、この表現が文法的には何も間違っていないのに、実は相手には違和感があるという事実について説明します。あなたが恥ずかしい思いをしないで済むようお手伝いしますね!
日本語で会話していると、「友達と遊びに行く」とか「週末は友達と遊んでた」という表現を使う機会が多いと思います。
これをそのまま直訳しようとすると冒頭の一文になりますよね。
しかし、言われたネイティブスピーカーは困惑するでしょう。
なぜなら“Play with friend”は子供が使う表現だからです。
子供同士が放課後に遊ぶ事も、英語では”Play date“と言います。
“Play“には辞書にあるように「遊ぶ」という意味がありますが、「子供が遊ぶ」という意味なんですね。聞いているネイティブスピーカーは「子供と一緒に遊んだのかな?」と思うかもしれません。
では、その日本語の「友達と遊んだ」は英語で何と言えばいいのでしょう?
実際に行動した事を具体的に話しましょう。
・”I went out for dinner with my friends.“
「友達とディナーに行きました」
・”I went for shopping with my friends.“
「友達と買い物に行きました」
これなら、大人の友達同士の話として相手にも伝わります。
では、それでも何をしたでもなく、何となく友達と遊んだとどうしても言いたい場合はどうしましょう?その時はこう言いましょう。
“I hung out with my friends.“「友達と会ってました」
この表現は万能なので、ガシガシ使っちゃってくださいね!
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。
アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。
他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!