“Time flies”の意味は光陰矢の如し、「時間」に関する生きた英語表現とは?

2-2. Native英語を話したい!
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知らなきゃ困るネイティブ英語・光陰矢の如しは”Time flies”

生きた英語!

留学先や海外旅行先で、ネイティブスピーカー達の間で交わされる話し言葉や、日常生活の中でよく使う言葉。

知らないと何の事やら分からなくても仕方ありませんが、逆に言えば知っていれば何てことないものです。

そういう表現こそ、英語を勉強している初級者とシェアしたいと思っています!

この章では、

「ホントに、時間の経つのは早いねぇ」という表現を例に、

ネイティブスピーカー達は何と表現しているのかを紹介します。生きた英語に慣れる事につながります!

「光陰矢の如し」と言いたい時って、日常の中でもたくさんあるものです。ネイティブ英語では、とてもシンプルに以下の様に言います。

Time flies.”

直訳の「時間が飛ぶ」かのように早く流れるという意味ですね。この表現は本当に良くあちこちで耳にしますし、自分でも使います。

例えば、学生や若い人達の間の会話であれば、以下のような感じでしょうか。

“Time always flies when we are having a party, right?”

「パーティーしてると、いつも時間があっという間な!」

きっと、身に覚えがある会話ですよね。

これでもう、英語で言えちゃいます。

又は大人同士の会話でも、久しぶりに会った友達の子供が大きくなっていたら、もうお決まりのこのフレーズです。

“How have you been? Oh, your son? He grow up so much!”

「久しぶりだね?まぁあなたの息子さん?大きくなって!」

“Yeah, Time flies, doesn’t it?”

「ホント、時が経つのは早いよね。」

このような感じで、英会話の中には頻繁に登場します!

ちなみにですが、では逆に時間が経つのが遅いと感じる時もあると思いますが、これは英語でどう表現しますか?

時制に合わせて使えますが、基本的には

Time passes slowly.“です。そのままですね。例を挙げると、

“When you are in a hard time, the time passes slowly, doesn’t it?”

「しんどい時って、時間が経つの遅いよね?」

他にも時間に関する英語のネイティブ表現を覚えちゃおう!

上記の通り、「光陰矢の如し」= “Time flies”でしたね。

では、ついでにその他にも時間に関する表現で、あれ?何て言うんだろう?となりがちな表現をシェアしましょう。

時間を稼ぐ

この表現「時間を稼ぐ」も、「ほら、あれあれ」と喉まで出かかるけど、実際にはなかなか出てこない表現ではないでしょうか。

時間を稼ぐ」= ‘buy time”, “gain time”

「時間」は分かったでしょうが、「稼ぐ」を何というかに迷いますよね。お金を稼ぐようなニュアンスで”earn”とか?

この場合を英語では、「買う」ではなく「作る」に近い意味の”buy“か「得る」という意味で”gain“を使うことが多いですね。

例文も挙げてみましょう。

“I guess planting trees broadly could be a solution to buy more time for this global warming.”
    
「大々的に木を植えることは、この地球温暖化の時間を稼ぐための解決策になるのではないかとおもうのですが」

”Sure thing. I agree with that as just a buying time as you said.’
    
「たしかに。仰る通り、ただの時間稼ぎとしてなら」

時は金なり

誰かに時間は大切だよと言いたい時。

これも結構機会が多くないですか?

例えば、ダラダラと時間を過ごしている友達や子供や、時間の使い方のヘタな部下を見て、つい言いたくなるのがこの言葉だと思います。

「時は金なり」= “Time is money.”

意外にもそのまんまでした。

と言うのも、元々はベンジャミン・フランクリンのエッセイである「若い商人へのアドバイス」から生まれた格言をそのまま日本語に直訳した言葉だからです。

ですので、そのまま使っちゃいましょう。

Hey! You know, time is money!
     
「ほら!時は金なりだよ!」

時間の問題

もう態勢があらかた決まり、あとは結果が決まるまでにそれほど時間が掛からないだろうという時に言いますよね。

何気ない言葉だけに、この言葉も本当によく耳にします。

「時間の問題」= “only a matter of time”

これは遅かれ早かれ」と言い換えることもできますし、あまり聞いたことはありませんが、“only a question of time“とも言います。

では、実際に例文ですが

“You know what? I reckon John and Liz will break up soon.”

「知ってる?ジョンとリズは近々別れると思うよ」

“Are you sure? I didn’t catch anything about though.”

「え?そうなの?何も気づかなかったけど」

“Actually, it is only a matter of time because I heard a big argument of them last night.”

「実は昨晩、彼らの大きなケンカを聞いたから、もう時間の問題だと」

ローマは一日にして成らず

一夜漬けしようとする友達や子供に「コツコツと努力する大切さ」を言いたくなる時、何事も成果を得るまでには長い時間がかかると諭すために使う格言ですよね。

「ローマは一日にして成らず」= “Rome was not built in a day.”

英語圏でよく使われる格言ですので、もうこのまま使っちゃって大丈夫です。

今でも仕事や勉強のことを話す時に使われますし、その言葉の意図もしっかりと伝わります。

“I know it’s my job, but I am sick of posting comments for this promotion by SNS…”
     
「仕事だから仕方ないけど、SNSでこのプロモーションについてのコメントを投稿するのにウンザリだよ」

“You may not want to listen, but Rome was not built in a day.”
     
「言われたくないだろうけど、ローマは一日にして成らずだよ」

同じ意味の格言は他にもありますね。例えば、

  • 石の上にも三年
  • 雨垂れ石をも穿つ

例えば後者の訳を”Constant dripping wears away a stone.“としてももちろん大丈夫ですが、20年間英語圏で暮らしていても1度も聞いた事がないんですよね。

経験的には全く同じ意味なので、”Rome was not built in a day.“で統一しても大丈夫です。

どこの国のどんな言葉も、生き物なので常に形を変えていきます。でも格言って語り継がれて残りますよね。

若い人にも言葉を大事にしてもらいたいですが、新しい言葉を生み出すのも若者の役目ですね。

他の章で、そうした新しい言葉の英語訳についても紹介しています。お時間があれば是非!

    
そして、覚えた生きた英語を実際に話すには、通じる発音も重要です!


また、このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。

アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。

他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!

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