知らなきゃ困るネイティブ英語・「懐かしい」何て言う?
留学先や海外旅行先で、人々の間で交わされる話し言葉や、新聞・ニュースに登場する言葉には、日本の学校では教わっていない、日本の教科書でも勉強していない、いわゆる生きた言葉がたくさんあります。
今回取り上げる表現は、メディア的に使われると言うよりは、本当に何気ない日常会話の中でよく使われる表現です。
外国人の友達と話をしていて、内容が深くなっていくと、それぞれ昔の話を披露し合ったり、どんな子供時代だったかを語り合ったりしませんか?
または、古い友達の場合は、お互いに覚えている昔のエピソードを話しながら、「あの時のあれ、楽しかったなぁ」と懐かしむ事もありますよね。
この時に言いたい「懐かしい」という表現って、意外と何て言っていいか分からないという声をよく聞きます。
そこで、この章で紹介するネイティブ英語で用いられる表現はこちらです。
“fond memories“
意味は「懐かしい思い出」です。
恐らく一番先に頭に浮かぶのは”nostalgic“ではないでしょうか?
確かに懐かしいという意味があるのですが、文語表現なので会話では使われません。
では、「懐かしい」の意味のポピュラーな表現はと言うと…。
“I have fond memories.“(いい思い出があります)
後ろにofを置くと、どんないい思い出があるかも具体的に表現できます。
“I have fond memories of school days in Canada.“(私はカナダでの学校時代が懐かしいです)
例えば、古い友達にカードを贈る時なども、
“I have fond memories of you.“(私はあなたが懐かしいです)
と添えれば、相手にも懐かしさが伝わる事でしょう。
弥助が実際の友達から盗んで使っているのは、この”fond“ですが、他にも「懐かしい」を表せる表現として二つご紹介します。
一つ目は”take back to“です。
“This scenary takes me back to the days in my home town.“(この風景を見ていると故郷に帰ってきたような気がします)
二つ目は”miss“を使う表現です。どちらかと言うと、「~は良かったなぁ」というニュアンスになります。
“I miss the days when I was in Canada.“(カナダにいた頃は良かったなぁ)
これら表現をそれぞれに合う場面で使って、「懐かしい」を表現してみてくださいね。
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。
アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。
他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!