知らなきゃ困るネイティブ英語・”Gotcha”の意味はたくさんある!
留学先や海外旅行先で、人々の間で交わされる話し言葉や、新聞・ニュースに登場する言葉には、日本の学校では教わっていない、日本の教科書でも勉強していない、いわゆる生きた言葉がたくさんあります。
中でも定番の表現というのは、会話の中でかなり頻繁に使われますので、知ってさえいれば問題無いし便利ですが、知らないとただ知らないという結果になってしまいます。
この章では、そんな定番の一つ “Gotcha.”について、どんな時に使うのか、どんな意味があるのかを知り、便利に使ってもらえればと思います。
“I got you.“または”I’ve got you.“を縮めた言葉ですね。発音的には「ガ(↑)チャ」と前にアクセントを強く置きます。
日本の学校では習わなくてもあまりにもポピュラーな表現なので、聞いた事があるのではないかと思います。ただ、使う場面に依って、いくつか異なる意味があるのでクリアにしてみたいと思います。
“OK” “I understand”と同じ「分かった」の意味
“Gotcha“が最も多く使われるケースが、この”OK”や”I understand”の代わりに「分かった」という意味です。
英語の会話において、同じ単語を何度も何度も繰り返し使うのは、相手に持たれる印象が少し悪くなってしまいます。この人はあまり賢い人ではないな、という感じで。
そんな誤解をされてもつまらないので、”OK”や”I understand”と併用して「分かった」という意味で”Gotcha”も使ってみましょう。
ただしどちらかと言うとカジュアルな表現なので、ビジネスの場面では使わない方がいいかもしれません。
“Did you understand that you have to submit your homework by the end of this week?“
「今週の終わりまでに宿題を提出するようにって。分かった?」
“Gotcha.“「分かったよ」
「捕まえた!」の意味
この意味は、子供のいる両親がよく使いますね。
キャッキャしながら鬼ごっこのように逃げ回って遊んでいる子供を捕まえる時に言います。友達と待ち合わせしていて会えた時にも使えますね。
“You can’t catch me!“
「捕まえられないよ!」
“Gotcha!“「捕まえた!」
「見ちゃった」の意味
この意味はあまり会話の中に登場するというよりは、独り言のようにつぶやく事の方が多いかもしれません。
例えば誰かと誰かが密会しているのを見かけてしまったり等、他の人の秘密を見てしまった場合などに思わず出る表現ですね。
“Gotcha. I didn’t know that Jo is dating with Sam.“
「見ちゃった。JoとSamが付き合ってたなんて知らなかった」
サプライズ!みたいに、「やった!」「大成功!」の意味
何か悪戯をしかけて上手くいった時や、内緒で誕生日などのお祝いをこっそり企画して相手がビックリした時などに、「やったね!大成功!」という意味で使う場合があります。
“Boo!“「ばぁ!」
“Hey! You scared me!“
「もう!怖がらせないで!」
“Gotcha! hahaha! Catch me if you can!“
「やったやった!ははは!捕まえてごらん!」
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。
アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。
他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!