知らなきゃ困るネイティブ英語・「久しぶり!」を何て言う?
留学や海外就職をすると、現地で交わされる英語表現や単語の数々に直面します。
中には、学校で習わなかった、教科書に載っていなかった、というタイプの英語に出会う事もあるでしょう。
海外に暮らしていると、周りの人達の旅行に行く頻度に驚かされます。とにかく長い休みを取れる事が大きいですが、まぁフットワーク軽いですね。
日本では有休休暇を使うのにも周りの顔色を窺いながら、結局中々消化できませんが、海外の労働者は誰に遠慮するでもなく4週間とか平気でいなくなります…。
ですので、しばらく会わずに久しぶりに再会する事がよくあるのですが、そういう時の挨拶ってやっぱり「久しぶり!」ですよね?
そしてネイティブスピーカーは果たして学校で習う”Long time no see!”を本当に使っているのか?について、この章では少し詳しく示唆してみたいと思います。

結論から言うと、当然これでいいです。間違っていません。でも、ネイティブスピーカーの友達からは言われた事はありません。
では、何と言われるかというと、最も多いのはこれです。

“How have you been?“
何てことないですね。学校でも習っちゃってますし。でもこれを「久しぶり!」と訳すとは、教えられていないのでは?
習った通り訳すとすると、「あなたはずっと元気でしたか?」でしょうか?
でもこれって、日本語で発音してみても何か違和感ありませんか?
意訳したら、絶対「久しぶり!」になると思います。
クエスチョンマークがある疑問文なので肯定文的に訳すのは戸惑うかもしれませんが、意訳なのでそれでいいんです。
より自然な日本語に当てはめちゃえばいいんです!
他にも”It’s lovely to see you again.“とかは聞きますが、ネイティブスピーカーが”Long time no see.”と言っているのを聞いた事ないのは事実です。
別に間違っている訳ではないので、言っている人もいるのかもしれないですが。
こういう風により実践的に、経験則的に学んでいけるのは、留学などの海外暮らしの特権かもしれません。
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。
アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。
他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!