日本語の「ウサギ」は英語で”rabbit”、でも正解はまだあります

2-2. Native英語を話したい!
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知らなきゃ困るネイティブ英語・ウサギってラビットじゃないの?

留学や海外就職をすると、現地で交わされる英語表現や単語の数々に直面します。

この章では、そうしたネイティブ英語の単語バラエティを広げる事例として、「え?ウサギってラビットじゃないの?」を例として、一つの訳が複数の単語に跨るケースを知り、便利に使ってもらえればと思います。

日本でも出世魚っていますよね? 代表的な「ぶり」の関西バージョンだと、つばす→はまち→めじろ→ぶりの様に 名前が成長に応じてどんどん変わっていきます。

英語でも、呼び方が一つだと思っていたら、実はいくつかに使い分けされているケースがあります。

ここでは「ウサギ」を例に、ボキャブラリーが増えて使い分け出来た自分が、英語のネイティブスピーカー達から一目置かれる姿を想像してニヤニヤしてみて下さい

Bunny

Bunnyは基本的に「子うさぎ」の意味です。または、「うさちゃん」の様な、幼児が使う言葉に相当します。この子達ですね。めちゃめちゃかわいい…。

Rabbit

では、皆が一般的にラビットと呼ぶウサギはと言うと、穴ウサギとも言われる毛がホワホワしていて、どちらかと言うとずんぐりした感じの種類のウサギです。ペットとして飼われているウサギはほとんどがこの種類ですね。この子達ですね。やっぱりかわいいですね。

Hare

そしてこの単語は聞きなれないかもしれませんが、筋肉質で動きも俊敏な、野原を走り回っている野生の野ウサギの事です。この凛々しい方ですね。

他にもオスのRabittsをBucks、メスをDoesと呼び分けたり、地域によってはConey等と呼ぶようですが、上の三つさえ押さえておけば大丈夫だと思います。

その理由は、物語に出てくるからです。

そして、それらの違いを把握していると、その物語のキャラクターと名前のマッチングの妙に気付く事が出来て、物語を更に楽しめるからです!

例えば、みんなが知っている「ピーターラビット」。

主人公の名前はPeter Rabbitですが、年下の従弟の名前は Benjamin Bunny です。名前からもう関係性がはっきり分かります。

また、こちらも有名な「不思議の国のアリス」。

印象的なキャラクターの時計を下げた白いうさぎ、彼の名前はそのまま The White Rabbit です。眼鏡をかけてちょっと知的な感じと家で飼われているペットのイメージが重なります。

対照的に、 狂ったお茶会の場面でアリスを翻弄する野ウサギの三月うさぎはMarch Hareです。暴れん坊なイメージが名前とマッチしている訳です。

このように、ボキャブラリーを増やす事は、自分の表現や理解を深める事にも繋がってくるので面白いですよね。

(ウサギがアイコンのイースターについて詳しく紹介しています。お時間があれば是非!)

このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。

アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。

他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!

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