知らなきゃ困るネイティブ英語・地道な語彙力強化
留学や海外就職をすると、現地で交わされる英語表現や単語の数々に直面します。
中には、学校で習わなかった、教科書に載っていなかった、というタイプの英語に出会う事もあるでしょう。
この章では、海外で20年以上暮らしていても、未だに新しいボキャブラリーはふとした時に増えていくものだなぁという感慨について示唆してみたいと思います。
英語の語彙力を増やす為には、普段から好奇心の網をいたる所に貼っておく事が秘訣である事を共有したいです。
子供のバスケットボールに空気を入れてあげようとして気付きました。
「そういえば、空気入れはあるけど、前にボールにさす針だけ折れちゃって無いんだった。」
買いに行かなければと考えて、はたと「空気を入れる為の針の事を何て言うんだ?」
「お店に行って自分で探せなかった時、お店の人に何て聞こう?」
“Just wondering if you have any needles to attach to my air pump for a basketball?“
「バスケットボールに空気を入れるポンプにつける針ってありますか?」
「やっぱり文章で説明するしかないよなぁ。一言で言い表せる単語は無いものか?」
英語と日本語を比較した時に気付く事が多いのですが、実は日本語だと一言で言い表せてしまうのに、英語だと文章にしないといけないケースが多々あります。
この空気入れの針もその一つだと思っていたのですが、実はそうではありませんでした。
皆さんは、何と言うか知っていますか?
答えは、Inflation Needlesでした。
Inflationとは、日本語ではインフレと呼ばれ、経済用語として日常的に使われますね。デフレの反対で、基本的に物価が上昇していく事を指して言います。
しかし、一般的な意味としては「膨張」という意味なんですね。
インフレのイメージが、線グラフが右にうねうねと上がって行くどちらかというと「上昇」というイメージだったので、本来は膨張していくイメージだったんだ!と今更な気付きに至った訳です。
ボキャブラリーを増やす事に興味を持ち続ければ、こうして今でも地道に増えていくのです。日々これ勉強です。
Inflation = 膨張
覚えました!
このシリーズでは、このような「知ってさえいれば、聞くのにも話すのにも困らない表現」をどんどんシェアしていきたいと思います。
アルファベット順で辞書的に参照できるよう、一覧を作成しましたので、是非ご活用ください。
他にも色々な『知らなきゃ困るネイティブ英語』を展開していきますね!
コメント