スピーキングできたら差がつく難しい発音【不安:Anxiety】

2-4. 通じる発音を覚えたい!
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”xi”の発音が名詞と形容詞で全然違う【Anxiety】と【Anxious】

TOEICでいくら高スコアを取っていても、スピーキングができない日本人と言われますが、それはそういう教育を受けてきていないのですから仕方がありません!

プロ英語コーチが分析する「テストは得意でも英会話はできない」理由については、こんな原因だからです。

そこでスピーキング力に自信が無い人のために、発音が難しいけど、英会話で実践使用の頻度が高い単語を中心にシリーズで紹介し始めました。

学校では習わない単語の発音というだけで、知らないから聞けないし、話せないだけです。

知ることによって自分自身のスピーキング力を向上させ、同時にリスニング力も高められるので、まだ知らない人との差別化ができちゃいます!

この章で紹介するのは、不安」という意味の【Anxietyです。

形容詞の【不安な Anxious】になると、”xi”の発音が全然違います!

まずは名詞の【Anxiety】の発音

不安」という意味の名詞です。

uneasiness“や”insecurity”、”suspense”などもありますが、最もよく耳にするのは Anxiety でしょう。
ボキャブラリーの増加にも役立てば二重に嬉しいです。

Anxiety の読み方は「アングザ(↑)イエティ(↓)」という感じです。

アクセントは「」のところに置きます。

もうこの”xi”をどう読むかですよね。

こちらのJulien Miquelさんの動画から、イギリス英語とアメリカ英語の違いも含めて発音を確認できます!

形容詞の【Anxious】になると?

どちらかと言うと、「案じている、心待ちにして落ち着かない」という形容詞の【Anxious】の方を知っている人が多いかもしれません。

この 【Anxious】 の発音は

イギリス英語では、くぐもった「グ」を小さめに入れる感じで「アン(↑)グクシャス(↓)

アメリカ英語では、「エイ」ではじめて「ク」は入れない「エイ(↑)ングシャス(↓)

アクセントはどちらも一番前です。

再度こちらのJulien Miquelさんの動画から、イギリス英語とアメリカ英語の違いも含めて発音を確認してみてください。

“xi”の発音部分が、名詞では「グザイ」形容詞が「グシャ」とそれぞれ異なるので、どちらか一方に引っ張られると混乱しやすいかなと思い取り上げました。

どっちかに統一して読もうとすると、全然違う発音になってしまいますね。

実際に発音するイメージを例文から掴んでみる

では、日常会話ではどのように使われているのか、実際の例文を参考にして発音の感じを確認してみましょう。

“Anxiety disorders affect 40 million people in the United States.”

「不安障害は、米国で4,000万人が罹患していると言われています」

アングザ(↑)イエティ(↓)」 というアクセントの位置に気をつけながら発音してみます。
カタカナで表すと、

アングザ(↑)イエティ(↓) ディスオゥダァズ / アフェクト フォウティミリオンピィポゥ / インダユナイテッステイツ」

できれば一息に発音したいところですが、難しければスラッシュのところで切りながら、各パート毎に発音してみます。

山場が主語のかたまりに一つ、40 million peopleに一つ、the United Statesに一つある感じで、イントネーションも意識しましょう。
   
   

一方、 【Anxious】 の例文も挙げてみると、

“The flood has made farmers anxious about the harvest.”

「今回の洪水で、農家は収穫に不安を感じています」

この場合の発音は以下のようになります。

「ダフラードハズメイドファーマーズ  アン(↑)グクシャス(↓) アバウダハーベスッ」

まとめ

このように名詞と形容詞で発音の違いを使い分けることは難しいかもしれませんが、体に覚えさせて、まだ知らない人たちとの差別化に使ってくださいね。

知っていれば聞こえてもくるので、リスニング力もスピーキング力も、同時に鍛えることが可能です!!
  
  
このような発音が難しい理由がしっかりとある単語について、シリーズとして紹介しています。

紹介する単語の数が増えてきたので索引を作ってみました。
興味のある単語の発音を理解して、まだ知らない人との差別化に使ってくださいね!

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