知ってさえいれば怖くない、難しい発音もより簡単に聴ける+話せるコツ第九弾
日本人が発音を難しいと考えるのは、英語の授業で生徒が理解出来るように教えてあげられる先生が少ないからだと思っています。
だって、日本の学校の英語の先生が英会話ができるとはイコールではないのが現実ですよね?ならば、自分が出来ない事や苦手な事を先生が避ける流れも分からなくはありません。
要は、英語の発音に関しては学校の英語の授業に頼らずに自分でやるしかないという事です。
そこで、このシリーズではより実践的な英会話で役に立つよう、間違えたり聞き取りにくい罠に陥りがちだけれども、一回知ってしまえば全然難しくない英単語を毎回3つずつ紹介しています。
それでは第九弾の3つ、早速いってみましょう!
noun
これは日本語で言うと「名詞」を意味する英単語ですね。
このまま”o”を「オ」と発音してしまうと伝わらない発音になってしまいます。
英語の発音では「ナウン」という感じです。
実はこのパターンは他にもたくさんあります。例えば以下の二つです。
- doctor 「ダ(↑)クタ」
- stop 「スタ(↑)プ」
いずれも”o”の音は「ア」に近い音ですね。自分が発音する時や、相手の発音に耳を傾ける時は、「オ」ではなく「ア」で意識してみると簡単になります。
初めは恥ずかしいかもしれませんが、「ノウン」と発音しても通じないので。
quinoa
健康フードとして日本でもポピュラーになってきている「キヌア」です。
つぶつぶした触感が独特で、サラダなどに入れる事が多いと思います。アカザ属の植物で、なんと人類には数千年前から食されているそうです。
この健康フードの「キヌア」ですが、イギリス系では「キ(↑)ノア」で通じると思います。
しかし、アメリカ系の発音では「キ(↑)ンワ」となります。
“quin”+”oa”で分けて発音する感じだと、より通じ易く発音できると思います。
Bulgaria
最後は今回も国名シリーズより「ブルガリア」です。
前回も、発音も大事だけれどそれよりもリズムや拍が大事だという事をお伝えしました。
今回の「ブルガリア」も日本語のカタカナそのままで発音してしまうと「タタタタタ」とフラットな5拍になってしまいます。
これが毎回罠になってしまうのですね。
英語の発音の最重要ポイントは「ボゥゲェ(↑)リア」と真ん中の”ga”にアクセントを強く置き、「タータータタ」というリズムで行うことです。
牛の”Bull”を発音するようにはじめて、アメリカ英語だと上記のように「ゲェ」という感じに、イギリス英語だとより「ガ」に近い感じになりますがリズムは一緒です。
ちなみにブルガリアの首都は”Sofia”で、前に強くアクセントを置き「ソ(↑)フィア」という発音です。
この読み方の難しい英単語シリーズですが、特に日本人にとって発音が難しい英単語を厳選し、どこが難しいかを明確にする事でより通じる発音にしてもらえればと願っています。
数が増えてきたので、知らなきゃ困るネイティブ英語シリーズ同様にアルファベット順に検索できるよう一覧を作成しましたので、よければ活用してもらえればと思います。
この読み方の難しい英単語シリーズ、これからも続けていきますね!