難しい英単語の発音をより簡単に聴ける、話せる様になるコツを厳選第六弾
このブログの発音の章全体を通してお話していますが、単語を初めから相手にとにかく通じさせ、その後徐々に発音自体よくする方法は、以下の順番を守るところにポイントがあると思います。
- まずは、その単語の正しい発音を確認する
- 次に、アクセントとイントネーションを正しく意識する
- そして、余裕があれば発音記号も意識する
この読み方の難しい英単語シリーズでは、上記1を明確にし、出来れば2までクリアにする事で、あなたの発音がより簡単に通じる様に意図しています。
では、第六弾はこの3つです。
debt
意味はお金を借りているという意味の「債務」です。
真ん中の”b”をどうするかがポイントなのですが、さぁ読めますでしょうか?
正解は「デェッ(↑)トゥ」という感じです。「デェッ」と少し伸ばし気味にアクセントを強く置き、「ツ」に近い「トゥ」もしっかり発音します。
しかし、真ん中の”b”は発音しません。
会社の経営や、財務会計に携わっていると頻出の単語です。“debt”(債務)⇔”credit”(債権)と対として使われます。
そして、あなたが使っているかもしれない『デビットカード』ってありますよね?キャッシュレスで支払いする為のカードですね。この「デビット」は、
“debit“「借り方」という意味です。
しかし、こちらは”b”を発音して「デビッド」になるので、混乱しない様に注意する所がムズイ所です。
choir
この単語の意味は「合唱団」です。「合唱隊」と言うかもしれませんが、合唱するグループを表します。
「合唱」の英語は、日本語で「コーラス」と言うまんまの”chorus“です。発音も近いです。
ちなみに動詞になって「合唱する」と言いたい時は、”sing in chorus“または”sing together“と言います。
では”choir“の発音ですが、一見で読めるでしょうか?
英語の読みは「クワ(↑)イヤ(↓)」という感じです。最初の「クとワ」を繋げて一文字で読むつもりでアクセントも強く置き、”r”の発音を交えた「イヤ」で下げて終わります。
例えば子供が学校のコーラス部に入ったり、趣味でコーラスを始める時に初めて出くわす単語なので、知識として知っていれば十分だと思います。
Papua New Guinea
実は国の名前って、英語での読み方が日本語のカタカナ表記と全然違うので、これからもどんどん紹介していきます。
最初に紹介する国は、パプアニューギニアです。
オーストラリアの北に位置する国で、略して”PNG“とも呼ばれます。その際は、そのまま「ピー・エン・ジー」と発音します。弥助にも一人だけでしたがPNG出身の友達にGeorgeという奴がいました。歴代トップ5に入る優しい奴でした。
では、英語の読みですが、「パ(↑)プアニューギ(↑)ニー」となります。
一番最初の「パ」に最も強くアクセントを置き、一回下がって「ギ」も少し強めにアクセントを置きながら「ギニア」ではなく「ギニー」と発音します。
この「ギニー」がトリッキーなんですね。日本語表記も「ギニア」ですし、スペルから読もうとしても「ギニア」と読んじゃう所なので、ここがムズイ所です。
でも一度覚えてしまえば、もう何てことないですよね!
この読み方の難しい英単語シリーズですが、特に日本人にとって発音が難しい英単語を厳選し、どこが難しいかを明確にする事でより通じる発音にしてもらえればと願っています。
数が増えてきたので、知らなきゃ困るネイティブ英語シリーズ同様にアルファベット順に検索できるよう一覧を作成しましたので、よければ活用してもらえればと思います。
この読み方の難しい英単語シリーズ、これからも続けていきますね!