13なの?30なの?と聞き返される発音の誤解を無くしましょう
英語を話していて、相手から”Sorry?”, “Pardon?”, “Say again?”と聞き返される事をすごく怖がる人って、特に英会話初心者の方に多くいる気がします。
元々間違う事を極端に恥ずかしい事と怖れる日本人にありがちなのですが、聞き返される事なんて何十年海外で暮らしていようが、ネイティブスピーカーだろうが、起きる時は起きるのですから、そもそも気にする必要なんて無いんです。
とは言え、「でも気になるものはしょうがないじゃん…」と言う人の為にこのブログは存在しているので、出来るだけその気持ちに寄り添って、初めから間違えずに済む発音のコツや秘訣をお話しますね。
この章では、そんな聞き返される確率の高い例の一つとして、「13なの?30なの?」等の数字を発音する場合、絶対に一度で通じさせる秘訣について示唆していきたいと思います。
英語の”Teenager”は何歳の事?
この発音の秘訣をお話しするに当たって、ちなみになんですが「ティーンネイジャー」って言葉がありますよね?
あれって、何歳から何歳までの事を言うか知っていますか?当たり前かと思っていたのですが、先日東大卒の有名人が知らなかったと言っていたもので。
正解は「13歳から19歳まで」ですね。
何故か?それぞれの名前が”~teen“だからです。
- 13 – Thirteen
- 14 – Fourteen
- 15 – Fifteen
- 16 – Sixteen
- 17 – Seventeen
- 18 – Eighteen
- 19 – Nineteen
この通り、全部”teen”で終わっているので“teen + age + er“で「ティーンのエイジ(年齢)の人達」で、「ティーンネイジャー」です。
そして発音のポイントは、全てイントネーションとアクセントがこの”teen”にあるという事です。
13なら「サーティ(↑)ーン」、14なら「フォーティ(↑)ーン」、19なら「ナインティ(↑)ーン」という具合ですね。(※サーは「舌を噛むTh」、フォーは下唇を噛む「F」ですが、分かり易くカタカナで書きました)
この”teen”を、自分が意識している以上に強く発音するのが重要なポイントです。
区切りの数字、「30」、「40」、「90」等はアクセントが前!
方や「30」、「40」、「90」といった区切りの数字はアクセントが前にあります。
30なら「サー(↑)ティ」、40なら「フォー(↑)ティ」、90なら「ナ(↑)インティ」という感じです。(※同上)
前に置くアクセントを、自分で「もう、やってるよ!」という強さの倍強く発音してみてください。
結論~もうどっちなの?と聞き返されない「13」と「30」~
もうお分かりだと思いますが、このアクセントを前に置くか、後ろの”~teen”に置くかというポイントが、「え?13なの?30なの?どっち?」と聞き返されない為の秘訣です。
意識してこっち、前に置いてるよという顔でのアピールも加えて、はっきりと「サー(↑)ティ」と発音すれば、絶対に「30」で一発で理解してもらえます。
アクセントの位置をおろそかにせず、既に流暢に早く話せるとしても、この数字の部分だけはゆっくりアクセントを大きく話すのが、相手に理解されやすいスピーキングのコツにも繋がります。
数字を話す時は、このアクセントの位置に気を付けてみてくださいね。
ここでの発音の仕方を踏まえて、より大きい数字を話す時にも応用できますので、こちらもよければご参照ください。