通じる英語の発音になる重要イントネーション5選

2-3. 今日から通じる発音の秘訣
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あなたの感情がより伝わるイントネーション活用法

日本の学校英語教育において、日本人の先生が実践するのを恥ずかしがるからなのか、イントネーションの練習があいまいになっていないでしょうか?

結果、教わる生徒の側でも、発音的に通じるか通じないかという大問題であるという認識が弱いと感じます。

正しく使えればあっさり通じるのに、間違っている事で相手が戸惑っている、という事が実はよくあります。難なく覚えてしまえばとっても楽に通じるコツとして、あなたの英語の上達に大きく貢献するでしょう。

この章では、あなたの発音がより通じやすくなる代表的なイントネーションに特化した5選を示唆してみたいと思います。

疑問文に聴こえない疑問文の落とし穴

疑問文を英語で作文する際に用いる単語として、誰もが想起するのがいわゆる5W1Hでしょう。

例えばWhatを用いる時に、下の例文の様に「~する事(である事)という肯定文を作る事もあります。

“All what I want to say is Thank you so much!”

「私が言いたい事は、ありがとう!です」

“That’s what I mean.”

「私が言いたいのはそういう事です」

こういう時は、語尾のイントネーションは下がって終わりますよね。

“That’s(↑)what I mean(↓).”となります。

That’sにアクセントを強く置き、かつイントネーションを上げて、「正にそれが」の意味の部分を強調した後、山を下りる様にイントネーションを下げていって終わります。

では次に疑問文で用いる際の、例えば

Whatdo you mean?”

「どういう意味ですか?」

この場合、疑問文なので語尾は上がりますよね…?

   
   
いいえ、上がりません!!
   
  

5W1Hの質問は、語尾が下がります。

“What (↑)do(ちょっと↓) you (ちょっと↑)mean?(↓)”という感じです。

感覚的に語尾が下がると、疑問文に聴こえないニュアンスがありますが、基本的に5W1H の質問は語尾が下がるのです。

これを自分の発音として意識すれば、相手にとっては聞き慣れたいつもの質問になりますので、疑問文でも躊躇なく語尾を下げましょう

では、反対に語尾が上がる代表的な疑問文と言えば何でしょう?それは、答えがYes or Noになる質問ですね。

  • “Do you have a dog?(↑)”
  • “Did he eat breakfast this morning?(↑)”
  • “Have you been to Japan before?(↑)”

これらはそれぞれの答えが”Yes”か”No”ですので、これらの質問は語尾が全部上がります。

  • “No, I don’t.”
  • “Yes, he did.”
  • “Yes I have.”

同じフレーズなのに、イントネーションで変わるニュアンス

誰もが知っている”Sorry“、または”Excuse me“。

イントネーションでどう変わるのか、みてみましょう。

まずは、イントネーションが下がる場合ですが、意味はそのまま「ごめんなさい」、または「(ちょっと通してください)すみません」という意味ですね。

しかし、逆に上がる場合は、「分からなかったので、もう一度聞いていいですか?」という意味になります。別な言い方だと”Pardon?“とか”Say again?“という聞き方と同じ意味です。

話し言葉でよくある聞き手側の相槌

会話の中で「それ本当?」「マジで?」という相槌、ありますよね?

よく使われている相槌表現は、”Really?“でしょう。もちろん、これでいいんです。

ただ、英語のネイティブスピーカーとの会話の中だと、他の相槌も登場してくるので、知っているか知らないかだけでも理解度が違いますし、自分でも使える習慣がつけば、表現の幅が広がります

英会話において、同じ単語を何度も何度も使うとレベルを下にみられがちなので、出来れば同じ表現でも異なる単語を使い分けると、一目置かれるかもしれません。

では、他の相槌とは?

相手の文章によって変わります。ポイントは主語と動詞、その時制です。

具体的には、以下の例を参考にしてください。

I am from Tokyo.

Are you?(↑)

He got the first prize of the art competition.

Did he?(↑)

It’s very cold today.

Is it?(↑)

イントネーションは語尾が上がります。意味は全て「そうなの?」という相槌です。

話し言葉でよくある質問する側の相槌

会話の中で話し手側が「だったよね?」と聞き返すような相槌を打つ場合もありますよね?

そういう時に用いられるのが、いわゆる付加疑問文と呼ばれる表現です。これは、日常会話の中でもとにかくたくさん出てきます。

文法の基本は、以下の二つですね。

・肯定文に対しては、否定の形で語尾に時制を合わせた付加疑問を付ける。

・否定分に対しては、肯定の形で語尾に時制を合わせた付加疑問を付ける。

“You are not vegetarian, are you?(↑)

「あなたはベジタリアンじゃないよね?」

“Her mother can speak English, can’t she?(↑)

「彼女のお母さんは英語話せますよね?」

“She has been to Japan before, hasn’t she?(↑)

「彼女は日本に行った事がありますよね?」

ポイントは、語尾のイントネーションが上がる事です。

クエスチョンマークこそあれ、文章自体は疑問文の形ではありませんが、語尾は上がります。

あれも、これも…

会話の中で、何かを並列で説明する機会って割と多いと思います。

以下の例を参考にしてみてください。

How many professional baseball teams do you have in Japan?

「日本の野球チームっていくつあるの?」

“I’m not sure the numbers, but I know Giants(), Tigers(), Swallows(), Dragons() and Lions(↓).

「いくつかは分かりませんが、私が知っているのは、ジャイアンツ、タイガース、スワローズ、ドラゴンズ、あとライオンズですね。」

What Japanese food do you like?

「あなたは日本の食べ物の何が好き?」

I like Sushi(↑), Tempura(↑), Sukiyaki(↑), Takoyaki (↑)and ramen(↓).

「すしと、天ぷら、すき焼き、たこ焼き、ラーメンです。」

ポイントは、並べていくものの最後から一つ前まではイントネーションを上に上げ、最後だけ語尾を下げるという事です。

このイントネーションを活用する事で、聞き手はリストがまだ続いている事を認識でき、最後に語尾が下がった時点で、「あぁ終わりか。」と理解できます。

リストが二つだけなら、最初の一つが(↑)で、もう一つが(↓)です。

結論 ~何にでも例外はある~

この章の代表的重要イントネーション5選がなぜ大事かと言うと、会話の中でとんでもなく頻繁に使用されるからです。

20年以上海外で暮らしていて、これらの表現が出てこない日は無い位です。

ですが、物には必ず例外があります。

例えば、5W1Hから始まる疑問文は語尾が下がると説明しましたが、総じてネイティブスピーカーの間でもそんなに重要視されていません。

強調したい部分をより強く伝えたい、ニュアンスで変わる、などの理由により、語尾が上がる場合も少なくありません。

では、どうすればいいか?結論は、この章でお伝えした基本は守る。だけど、ニュアンスをより重視する、に尽きると思います。

何故なら、正しい文法やルールで話すこと自体が目的ではなく、想いを伝える事が目的であるからです。相手が語尾を上げて話すニュアンスを汲み取り、強調したい部分にフォーカスして会話をする事こそが重要である、という事です。

  • 疑問文に聴こえない疑問文は語尾が下がる
       
  • 同じ”Sorry”でも、語尾の上げ下げでニュアンスが変わる
         
  • 聞き手側の相槌の語尾は上がる
        
  • 付加疑問文は語尾が上がる
        
  • 並列の単語は、上げて、上げて、下げて終わる

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