ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Pain in the neck」とは?基本的な意味と使い方
「Pain in the neck」は、直訳すると「首の痛み」という意味ですが、英語のイディオムとして使われる場合は「厄介な人や物」「迷惑なこと」という意味を表します。日常会話でよく使われ、何かが不快でストレスを引き起こす状況や人を表現するのに非常に便利なフレーズです。
例文:
My neighbor’s dog barks all night long. It’s such a pain in the neck.
( 近所の犬が夜通し吠えていて、本当に迷惑なんだ)
文脈による意味の変化
「Pain in the Neck」は、状況によって微妙に意味が変わることがあります。たとえば、職場での煩わしいタスクや、人間関係での問題など、さまざまな場面でこの表現が使用されます。
例文:
Dealing with all this paperwork is such a pain in the neck, but it has to be done.
(この書類仕事を処理するのは本当に面倒だけど、やらなきゃならないんだ)
類似表現
「Pain in the Neck」と同様の意味を持つ他の英語表現には、以下のようなものがあります。
- Pain in the Butt – さらにカジュアルで、やや不快感が強い表現
- Nuisance – 厄介者、迷惑
- Headache – 頭痛の種、悩みの種
ドラマ「SUITS」での使用例
人気ドラマ「SUITS」で「Pain in the neck」が使われた場面を紹介します。」です。
シーズン1、エピソード7:「Play the Man」
Harvey: That client is becoming a real pain in the neck.
Mike: I know, but we can’t afford to lose him.
(ハーヴィー: あのクライアントは本当に厄介になってきたな)
(マイク: そうですね、でも彼を失うわけにはいきません)
このシーンでは、ハーヴィーが面倒なクライアントに対するフラストレーションを表現しています。
まとめと練習問題
「Pain in the neck」は、日常生活で煩わしい状況や人を表現するのに非常に便利なフレーズです。この表現を使うことで、ストレスや不満を適切に表現することができます。
練習問題
- 以下の文を日本語に訳してください。
Trying to find a parking spot in this area is always a pain in the neck. - 「Pain in the neck」と似た意味を持つ表現を一つ使って、文を作ってください。
答え
- この地域で駐車場を見つけるのはいつも面倒だ。
- 例: Dealing with all the red tape is such a headache.
この記事が「Pain in the neck」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!