ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「agree to disagree」の基本的な意味と使い方
「agree to disagree」とは、意見の相違を認め合い、議論を終わらせることを意味します。このフレーズは、相手と合意できないことを認めつつ、互いに尊重し合う状況で使われます。
例文:
Let’s agree to disagree on this topic.
(このトピックについては意見の相違を認め合いましょう。)
文脈による意味の変化
「agree to disagree」は、議論が平行線をたどり、これ以上の話し合いが無意味だと感じた場合に使われます。このフレーズは、友好的な解決策としてよく使用されます。
類似表現
「agree to disagree」と同じような意味を持つ表現はいくつかあります。以下にいくつかの類似表現を紹介します。
- Let’s agree to differ.
- Let’s leave it at that.
- We can agree to disagree.
ドラマ「Prison Break」での使用例
「agree to disagree」が使われた具体的なシーンを、人気ドラマ「Prison Break」から紹介します。
シーズン1, エピソード5 「English, Fitz or Percy」
Michael: You need to trust me, Lincoln. We have to play this smart.
Lincoln: I understand that, but we don’t have time.
Michael: We have different views on this. Let’s just agree to disagree.
Lincoln: Agreed. But remember, we have to move quickly.
(マイケル: リンカーン、俺を信じてくれ。賢く立ち回る必要がある。)
(リンカーン: それは分かるが、時間がないんだ。)
(マイケル: この件に関しては意見が異なる。お互いに意見の相違を認め合おう。)
(リンカーン: 同意する。でも急ぐ必要があるのを忘れないでくれ。)
まとめと練習問題
「agree to disagree」は、意見の相違を認め合い、争いを避けるための便利なフレーズです。以下の練習問題を解いてみましょう。
- 次の会話文を完成させてください:
A: I think we should invest more in marketing.
B: I disagree. I believe we should focus on product development.
A: (_______)
B: Okay。 - 「agree to disagree」を使って、自分の経験を例に挙げて短い文章を書いてください。
答え
- Let’s agree to disagree。
- 例: 私たちは友人と政治の話をしましたが、意見が合わず、最終的に「agree to disagree」という結論に達しました。
この記事が「agree to disagree」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。