ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Face the music」の基本的な意味と使い方
「Face the music」は、「直面する」「責任を取る」という意味で、特に問題や困難な状況に立ち向かうことを指します。このイディオムは、避けられない結果や罰を受け入れる場面で使われます。
例文:
After avoiding his boss all week, Tom finally had to face the music and explain his mistake.
(一週間上司を避け続けた後、トムはついに自分のミスを説明するために直面しなければならなかった。)
文脈による意味の変化
「Face the music」は、文脈によってニュアンスが変わることがあります。例えば、責任を取ることに焦点を当てる場合や、困難に立ち向かうことを強調する場合があります。
例文:
She knew she had to face the music for her actions sooner or later.
(彼女は遅かれ早かれ自分の行動に対する責任を取らなければならないことを知っていた。)
「Face the music」の類似表現
「Face the music」と同じような意味を持つ表現はいくつかあります。以下にいくつかの類似表現を紹介します。
- Take responsibility
- Deal with the consequences
- Bite the bullet
ドラマ「FRIENDS」での使用例
「Face the music」が使われた具体的なシーンを、人気ドラマ「FRIENDS」から紹介します。
シーズン2、エピソード6「The One with the Baby on the Bus」
Chandler: We have to face the music. We lost Ben.
Joey: I can’t believe this. We were supposed to be responsible!
(チャンドラー:僕たちは現実に直面しなければならない。ベンを失くしたんだ。)
(ジョーイ:信じられない。僕たちは責任を持つべきだったんだ!)
まとめと練習問題
「Face the music」は、避けられない結果や責任に立ち向かう場面で使われる重要なイディオムです。次の練習問題で理解を深めましょう。
- 次の文を完成させてください:
After the mistake, he had no choice but to ___________. - 「Face the music」の類似表現を使って文章を作ってください。
- ドラマや映画の中で「Face the music」が使われているシーンを思い出し、その文脈を説明してください。
答え
- face the music
- 例:She had to take responsibility for her actions.
- 自由回答
この記事が「Face the music」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。