ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Go down in flames」の基本的な意味と使い方
「Go down in flames」とは、直訳すると「炎の中で沈む」という意味ですが、実際の意味は「壮絶に失敗する」や「大惨事になる」です。例えば、計画やプロジェクトが完全に失敗する場合に使います。
例文:
Our project went down in flames after we lost our main investor.
(私たちのプロジェクトは、主要な投資家を失った後、壮絶に失敗しました。)
文脈による意味の変化
このフレーズは、状況や文脈によって微妙に意味が変わることがあります。例えば、スポーツの試合やビジネスの交渉での失敗、または個人的な挑戦の失敗など、様々な場面で使われます。
例文:
The team’s championship hopes went down in flames after their star player got injured.
( スター選手が怪我をした後、チームのチャンピオンシップの希望は潰えました。)
「Go down in flames」の類似表現
「Go down in flames」と似た意味を持つ表現もいくつかあります。これらの表現も覚えておくと、英語の表現力が豊かになります。
- Crash and burn: これも「壮絶に失敗する」という意味です。
- Fall flat on one’s face: 直訳すると「顔面から倒れる」ですが、「惨めに失敗する」という意味です。
- Blow up in one’s face: 文字通り「顔の前で爆発する」ですが、「計画が突然ダメになる」という意味です。
ドラマ「24 – Twenty Four -」での使用例
このフレーズは人気ドラマ「24 – Twenty Four –」でも使われています。
シーズン3、エピソード15「Day 3: 3:00 a.m. – 4:00 a.m.」
Jack Bauer: We have less than an hour to stop that bomb.
Chase Edmunds: What if we can’t find it in time?
Jack: If we don’t defuse the bomb in time, this whole operation will go down in flames.
Chase: We won’t let that happen.
(ジャック・バウアー: 爆弾を止めるまでに1時間もない。)
(チェイス・エドマンズ: 時間内に見つけられなかったらどうする?)
(ジャック: 時間内に爆弾を解除できなければ、この作戦全体が大惨事になる。)
(チェイス:そんなことはさせない。)
まとめと練習問題
「Go down in flames」というフレーズの意味と使い方について学びました。このフレーズは、特に失敗や大惨事を強調したいときに便利です。最後に、練習問題を通じて理解を深めましょう。
- 次の文を日本語に訳してください。
Their startup went down in flames after the market crash.
- 次の状況に最も合うフレーズを選んでください。
After months of planning, the event was a complete disaster and…- a) went down in flames
- b) succeeded brilliantly
- c) was moderately successful
答え
- 彼らのスタートアップは、株式市場の崩壊後、壮絶に失敗しました。
- a) went down in flames
この記事が「Go down in flames」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。