ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「breeze through」の基本的な意味と使い方
「breeze through」は、「楽々とこなす」や「簡単に通過する」という意味を持つ英語のイディオムです。この表現は、難しいと思われるタスクや試験を予想以上に簡単に終わらせる場面でよく使われます。
例文:
She breezed through the exam and got the highest score in the class.
(彼女は試験を楽々とこなし、クラスで最高点を取った。)
文脈による意味の変化
「breeze through」は、通常は困難な状況を簡単にクリアする意味で使われますが、文脈によっては少し異なるニュアンスを持つことがあります。例えば、仕事のプレゼンテーションを問題なく終えた時にも使われます。
He breezed through his presentation without any issues.
(彼はプレゼンテーションを問題なく楽々と終えた。)
「breeze through」の類似表現
「breeze through」と同じような意味を持つ表現はいくつかあります。以下にいくつかの類似表現を紹介します。
- get through with ease – 簡単に終わらせる
- pass with flying colors – 素晴らしい成績で合格する
- coast through – 楽に進む
ドラマ「Ally McBeal」で実際に使われたシーンの会話文
「breeze through」が使われた具体的なシーンを、人気ドラマ「Ally McBeal」から紹介します。
シーズン2、エピソード15「Sideshow」
Ally: How did the meeting go?
John: Oh, I breezed through it. No problems at all.
(アリー: 会議はどうだった?)
(ジョン: ああ、楽々と終わったよ。全く問題なかった。)
まとめと練習問題
「breeze through」は、主に難しいタスクや試験を簡単にこなす場面で使われる便利な表現です。文脈によるニュアンスの違いに注意しながら使うことで、より自然な英語表現が身に付きます。以下に練習問題を用意しましたので、解答してみてください。
- 彼女はプレゼンテーションを問題なく終えました。
- 試験を簡単にパスしました。
- プロジェクトを楽々と終わらせました。
解答
- 英語: She breezed through the presentation without any issues.
- 英語: He breezed through the exam.
- 英語: They breezed through the project.
この記事が「breeze through」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。