ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Drop it」の基本的な意味と使い方
「Drop it」は、「その話をやめる」や「その問題を放置する」という意味で使われます。この表現は、特定の話題についてこれ以上話さないように求める際に使用されます。
例文:
I don’t want to talk about it anymore, just drop it.
(もうその話をしたくないんだ、やめてくれ。)
文脈による意味の変化
このフレーズは、文脈によって異なるニュアンスを持つことがあります。例えば、怒りや苛立ちを伴って使われることが多いですが、友好的な口調でも使用可能です。
例文:
Seriously, drop it. It’s not worth arguing about.
(本当に、やめよう。それについて議論する価値はないよ。)
「Drop it」の類似表現
「Drop it」に似た表現として、以下のようなものがあります。
- Let it go: それを放っておく
- Forget about it: それを忘れる
- Leave it alone: それを放っておく
ドラマ「Ally McBeal」での使用例
「Drop it」は、ドラマ「Ally McBeal」で使われています。以下はそのシーンの会話です。
シーズン1、エピソード4「The Affair」
Ally: Why do you always have to bring this up?
Richard: Just drop it, Ally.
(アリー:なんでいつもこの話題を持ち出すの?)
(リチャード:その話はやめろよ、アリー。)
まとめと練習問題
“Drop it”は、特定の話題についてこれ以上話さないように求める際に使われるフレーズです。次の例文を日本語に訳してみましょう。
- Please, just drop it and move on.
- He wouldn’t drop it, even after I asked him to stop.
- Let’s drop it and focus on something more productive.
練習問題の答え
- お願いだから、その話はやめて前に進もう。
- 彼は、やめてくれと頼んだのに、それをやめようとしなかった。
- その話はやめて、もっと生産的なことに集中しよう。
この記事が「Drop it」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。