ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Get off my back」の基本的な意味と使い方
「Get off my back」は、「もうほっといて」「邪魔しないで」といった意味を持つ英語のフレーズです。相手に対して、自分への干渉やしつこい行動をやめて欲しいと伝える際に使われます。
例文:
I need to focus on my work, so get off my back!
(仕事に集中したいから、もうほっといて!)
文脈による意味の変化
「Get off my back」は文脈によって微妙に意味が変わることがあります。以下のような状況で使われることが多いです。
- 指示として: 相手に対して直ちに干渉をやめるように強く要求する場合。
- 苛立ちの表現として: 相手の行動に対して苛立ちを表す場合。
You’ve been nagging me all day. Get off my back!
(一日中ガミガミ言ってるね。もうほっといて!)
「Get off my back」の類似表現
「Get off my back」に似た表現として、以下のようなものがあります。
- Leave me alone: ほっといて。
I just need some peace and quiet. Leave me alone.
(ただ静かに過ごしたいだけなの。ほっといて。)
- Stop bothering me: 邪魔しないで。
- Give me a break: 休ませて。
ドラマ「24 -Twenty Four-」での使用例
「Get off my back」は、ドラマ「24 -Twenty Four-」で使われています。以下はそのシーンの会話です。
シーズン1、エピソード5「12:00 p.m. – 1:00 p.m.」
Jack Bauer: I’ve got enough on my plate already. Get off my back!
Nina Myers: I’m just trying to help.
(ジャック:もう手一杯なんだ。ほっといてくれ!)
(ニーナ:私はただ助けようとしているだけよ。)
まとめと練習問題
「Get off my back」は、誰かに対して干渉をやめるよう強く要求するための非常に便利なフレーズです。日常会話で使うことができるため、覚えておくと役立ちます。
以下の練習問題に挑戦してみてください。
- 次の英文を訳してください。
“Stop telling me what to do and get off my back.”
答え: 「何をすべきか言うのをやめて、ほっといてくれ。」
- 次の文を英訳してください。
「もうほっといて!」
答え: “Get off my back!”
- 「Get off my back」を使って、独自の文を作ってみてください。
答え: (自由記述)
この記事が「Get off my back」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。
もう一つ背中、Backを使ったネイティブ表現があります!こちらも背中つながりで一緒に覚えてしまいましょう!
【77. Get someone’s back】:「誰かを支援する」「守る」