ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「You can say that again」の基本的な意味と使い方
「You can say that again」は、「本当にその通りだ」「全くその通りだ」という意味を持つ英語のフレーズです。相手の意見や感想に完全に同意する際に使われます。形式的でなく、カジュアルな会話でよく使われます。
例文:
A:This weather is unbearable!
B:You can say that again.
(A:この天気、我慢できないね。)
(B:本当にその通りだ。)
文脈による意味の変化
「You can say that again」は文脈によって微妙に意味が変わることがあります。以下のように使われることが多いです。
- 強調としての同意: 相手の意見や感想に強く同意する際に使用します。
- 感情の共有: 喜び、悲しみ、驚きなど、感情を共有するために使うこともあります。
類似表現
「You can say that again」に似た表現として、以下のようなものがあります。
- 【7. I’m down】:「賛成する」「やる気がある」
- 【28. You bet】: 「もちろん」「その通り」「確かに」
- 【44. I’m sold】: 「私は納得した、そうしよう」
- 【48. see eye to eye】:「意見が一致する」「同意する」
ドラマ「FRIENDS」での使用例
「You can say that again」は、人気ドラマ「FRIENDS」で使われています。以下はそのシーンの会話です。
シーズン3、エピソード12「The One with All the Jealousy」
Chandler: “Mondays are the worst.”
Joey: “You can say that again.”
(チャンドラー:月曜日は最悪だ。)
(ジョーイ:本当にその通り。)
まとめと練習問題
「You can say that again」は、何かに強く同意するための非常に便利なフレーズです。日常会話でよく使われるため、覚えておくと便利です。
以下の練習問題に挑戦してみてください。
- 次の英文を訳してください。
“This traffic is terrible!”
“You can say that again.”
答え: 「この交通渋滞、ひどいね!」「本当にその通り。」
- 次の文を英訳してください。
「その通りだね!」
答え: “You can say that again!”
- 「You can say that again」を使って、独自の文を作ってみてください。
答え: (自由記述)
この記事が「You can say that again」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。