ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「let me get this straight」の基本的な意味と使い方
「let me get this straight」は、情報を確認するためや理解を確実にするために使われるフレーズです。会話の中で、「確認させてください」と事実や詳細を確認したり、再述したりする際によく使われます。
例文:
A: So, the meeting is rescheduled to Friday?
B: Yes, that’s correct.
A: Let me get this straight, the meeting is now on Friday, not Thursday?
B: Exactly.
(A:会議は金曜日に変更されたんだよね?)
(B:はい、その通りです。)
(A:確認させてくださいね。会議は木曜日ではなく、金曜日になったんですね?)
(B:その通りです。)
文脈による意味の変化
文脈によっては、「let me get this straight」は懐疑的な意味合いや不信感を示すこともあります。この場合、話し手は提示された情報の正確さや信憑性を疑っていることを示します。
A: I won the lottery!
B: Let me get this straight, you actually won the lottery?
A:宝くじに当たったんだよ!
B:ちょっと待って、確認させて。君、本当に宝くじに当たったの?
類似表現
「let me get this straight」に似た表現としては、次のようなものがあります:
- 「if I understand correctly」(私の理解が正しければ)
- 「so, if I’m hearing you right」(それで、もし私があなたの話を正しく聞いているのであれば)
- 「just to clarify」(はっきりさせておきたいのですが)
ドラマ「The Walking Dead」での使用例
「The Walking Dead」の中で、リックと息子のカールの間の緊迫した会話の中で使われています。
シーズン4、エピソード16「A」
Rick: Let me get this straight. You went out there and risked your life, and you didn’t even think to tell me?
Carl: Dad, I thought I could handle it.
リック:確認させてくれ。お前、外に出て命を危険にさらして、それでも俺に言わなかったのか?
カール:パパ、自分で何とかできると思ったんだ。
まとめと練習問題
まとめると、「let me get this straight」は会話の中で明確さや確認を求めるためのフレーズですが、そのトーンは話し手の意図によって変わります。
練習問題:
- 「let me get this straight」は、フォーマルな会話とインフォーマルな会話でどのように使われ方が異なりますか?
- 複雑な問題の理解を深めるために「let me get this straight」を使用する状況を一例挙げてください。
回答:
- フォーマルな場では、「let me get this straight」は簡潔な明確さを求める意味合いが強く、インフォーマルな場では、よりカジュアルに確認を求めることができます。
- 例:チーム会議で「let me get this straight」を使うことで、プロジェクトのタイムラインを明確にし、全員が役割を理解するのに役立ちました。
この記事が「let me get this straight」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。