ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「keep fingers crossed」の基本的な意味と使い方
「keep fingers crossed」というフレーズは、英語の慣用句で、幸運を祈ることや願いが叶うことを期待することを意味します。直訳すると「指を交差させる」ですが、これは古くからの迷信に基づき、幸運を招くためのジェスチャーです。
例文1:
A:Good luck on your exam tomorrow!
B:Thanks. I’ll keep my fingers crossed!
(A:明日の試験、頑張ってね!)
(B:ありがとう。願いが叶うように祈ってる。)
例文2:
A:I’m getting nervous for the basketball game tomorrow.
B:You’d be alright. I’ll cross my fingers for you!
(A:明日のバスケの試合、緊張してきた。)
(B;大丈夫だよ。幸運を願っているよ!))
文脈による意味の変化
「keep fingers crossed」の意味は文脈によって微妙に変わることがありますが、基本的には「幸運を祈る」ことを意味します:
- 希望や期待: 「結果が良いことを祈っているよ。」
- 不確実な状況での願い: 「今度のプレゼンがうまくいくことを願っているよ。」
- 他人への応援: 「君の成功を祈っているよ!」
類似表現
「keep fingers crossed」と似た意味を持つ表現には以下のようなものがあります:
- Hope for the best: 「最善を期待する」
- Wish someone luck: 「誰かに幸運を祈る」
- Pray for success: 「成功を祈る」
ドラマ「24 -Twenty Four-」での使用例
「keep fingers crossed」という表現は、人気ドラマ「24 -Twenty Four-」で使われています。このエピソードでは、ジャック・バウアーとトニー・アルメイダが会話を交わします:
シーズン2、エピソード15「Day 2: 10:00 P.M. – 11:00 P.M.」
Tony: Do you think we’ll be able to stop the bomb in time?
Jack: I don’t know, Tony. We’ll just have to keep our fingers crossed.
(トニー: 爆弾を時間内に止められると思うか?)
(ジャック: わからない、トニー。ただ幸運を祈るしかない。)
まとめと練習問題
まとめると、「keep fingers crossed」は幸運を祈ることを意味するフレーズであり、さまざまな状況で使うことができます。それでは、いくつかの状況で練習してみましょう:
練習問題
- 友人が大事な面接を受ける前に、どのように「keep fingers crossed」を使って応援しますか?
- 同僚がプレゼンテーションを行う前に、どのように「keep fingers crossed」を使って激励しますか?
回答:
- 「面接がうまくいくように指を交差させておくよ!」
- 「プレゼンテーションが成功することを祈っているよ。指を交差させておこう。」
この記事が「keep fingers crossed」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。