ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Call it a day」の基本的な意味と使い方
「Call it a day」は、直訳すると「それを一日と呼ぶ」となりますが、実際の意味は「今日の仕事を終わりにする」や「今日はこれで終わりにしよう」といった意味です。以下のような状況で使われることが一般的です:
例文:
仕事の終了: 仕事や作業を一日の終わりに終了するときに使います。
We’ve been working on this project all day. Let’s call it a day.
(今日は一日中プロジェクトにかかりっきりだったね。今日はもう終わりにしよう。)
活動の終了: 何かの活動やイベントを終了するときに使います。
It’s getting late. We should call it a day and head home.
(遅くなりました。もう終わりにして家に帰りましょう。)
文脈による意味の変化
「Call it a day」の意味は基本的に「終了する」ですが、文脈によって微妙に異なるニュアンスを持つことがあります。以下にいくつかの例を示します:
- 満足感: 一日の仕事が順調に進んで終わりにする場合。例:「今日の進捗に満足して、これで終わりにしよう。」
- 疲労感: 疲れてもうこれ以上続けたくない場合。例:「疲れたから、今日はこれで終わりにしよう。」
- 決定的な終了: 特定の活動を完全に終了する場合。例:「このプロジェクトはこれで終わりにしよう。」
「Call it a day」の類似表現
「Call it a day」と同様の意味を持つ表現には、以下のようなものがあります:
- 「Wrap it up」(終わりにする)
- 「Finish up」(仕上げる)
- 「Bring it to a close」(終わりにする)
- 「Knock off for the day」(その日の仕事を終える)
ドラマ「FRIENDS」での使用例
ドラマ「FRIENDS」で、キャラクターのチャンドラーがこのフレーズを使っています:
シーズン3、エピソード10「The One Where Rachel Quits」
Chandler: I’m exhausted. We’ve been at this for hours. Let’s call it a day.
Joey: Yeah, we can finish it tomorrow.
(チャンドラー:もう疲れたよ。何時間もやってる。今日はもう終わりにしよう。)
(ジョーイ:そうだな、明日終わらせよう。)
まとめと練習問題
「終了する」という意味の「Call it a day」は、日常生活やビジネスシーンで頻繁に使用される便利なフレーズです。次に、理解を深めるための練習問題に挑戦してみましょう:
- 「Call it a day」の基本的な意味を説明してください。
- このフレーズがどのように文脈によって意味を変えるか、例を挙げて説明してください。
- 「Call it a day」に似た表現を一つ挙げて、その意味を説明してください。
- 「FRIENDS」のどのシーンで「Call it a day」が使われたか説明してください。
答え:
- 「Call it a day」は、「今日の仕事を終わりにする」や「今日はこれで終わりにしよう」という意味のフレーズです。
- 例えば、満足感を持って仕事を終える場合には「今日の進捗に満足して、これで終わりにしよう」となり、疲労感を感じて終える場合には「疲れたから、今日はこれで終わりにしよう」となります。
- 「Wrap it up」も「終わりにする」という意味の類似表現です。
- 「FRIENDS」のシーズン3、エピソード10「The One Where Rachel Quits」で、チャンドラーが疲れを感じて「Call it a day」と言いました。
この記事が「Call it a day」という表現の理解を深める一助となれば幸いです。今後も新しい表現を学ぶ際には、その背景や使用例にも注目してみてください。