ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Ballpark figure」の基本的な意味と使い方
「Ballpark figure」とは、正確ではないが、おおよその数値や概算を意味します。「野球場のような大きさの数字=概算」という由来ですね!このフレーズは、見積もりや予測を伝えるときに使われます。
例文:
Can you give me a ballpark figure of the project cost?
(そのプロジェクト費用の概算をもらえる?)
文脈による意味の変化
「Ballpark figure」の意味は、文脈によって微妙に変わることがあります。基本的には「概算」という意味ですが、具体的な状況によりニュアンスが異なります。
- ビジネス: プロジェクトや取引の費用の概算を求める場合。
- 個人関係: パーティーやイベントの参加人数の見積もりを求める場合。
- 日常生活: 何かの数量や時間の大まかな見積もりを尋ねる場合。
例文: We need a ballpark figure of how many people will be attending the event.
(そのイベントへの参加予定人数の概算が必要です。)
「Ballpark figure」の類似表現
「Ballpark figure」と似た表現はいくつかあります。それぞれの表現は、状況やニュアンスによって使い分けることができます。
- Estimate: 見積もりや予測を意味します。
例文: I need an estimate of the total expenses for the trip.
(その旅行総額の見積もりが必要です。)
- Rough idea: おおよその考えや概念を指します。
- Approximation: 近似値を意味します。
- Guess: 推測や仮定を意味します。
ドラマ「The Walking Dead」での使用例
人気ドラマ「The Walking Dead」で、「ballpark figure」というフレーズが使われたシーンがあります。このシーンでは、リックが仲間に状況の概算を尋ねる場面です。
シーズン5、エピソード3「Four Walls and a Roof」
Rick:What’s the ballpark figure on how many walkers are out there?
Daryl:I’d say at least a few dozen, but it’s hard to tell for sure.
Michonne:We need to be prepared for anything.
(リック:ウォーカーの数は大体どのくらいなんだ?)
(ダリル:少なくとも数ダースはいると思うけど、はっきりとはわからない。)
(ミショーン:万が一に備えなきゃ。)
このシーンでは、リックがゾンビの数の概算を尋ねており、ダリルがそれに答えています。
まとめと練習問題
「Ballpark figure」は、概算や大まかな数値を指す便利なフレーズです。この表現を理解して使いこなすことで、さまざまな場面で効果的に見積もりや予測を伝えることができます。
練習問題
次の文を英語に翻訳してください。
- パーティーに来る人数の概算を教えてください。
- 新しいプロジェクトの費用の大まかな見積もりが欲しいです。
- その商品の価格の概算を知りたいです。
答え
- Can you give me a ballpark figure of how many people will be coming to the party?
- I need a ballpark figure for the cost of the new project.
- I want to know a ballpark figure for the price of that product.
この記事が「Ballpark figure」の意味と使い方について理解を深める助けになれば幸いです。ぜひ実際の会話で使ってみてください!