ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「Fill me in」の基本的な意味と使い方
「Fill me in」とは、誰かに詳細な情報を提供してもらうことを意味します。この表現は、話の内容や状況について詳しく知りたいときに使われます。
例文:
Could you fill me in on what happened during the meeting?
(会議で何があったのか、詳しく教えてください。)
文脈による意味の変化
「Fill me in」の意味は、文脈によって微妙に変わることがあります。基本的には「詳細を教えて」という意味ですが、具体的な状況によりニュアンスが異なります。
- ビジネス: ミーティングやプロジェクトの進捗についての詳細を求める場合。
- 個人関係: 友人や家族の近況について詳しく知りたい場合。
- 教育: 授業や講義の内容について補足説明を求める場合。
「Fill me in」の類似表現
「Fill me in」と似た表現はいくつかあります。それぞれの表現は、状況やニュアンスによって使い分けることができます。
- Catch me up: 最新の情報を教えてという意味。
例文: I was out of the office yesterday. Could you catch me up on what I missed?
(昨日出社していなかったので。私がいない間の状況を教えてもらえますか?)
- Bring me up to speed: 現状について最新の情報を提供してという意味。
- Update me: 最新の状況を教えてという意味。
- Give me the details: 詳細を教えてという意味。
ドラマ「SUITS」での使用例
人気ドラマ「SUITS」で、「Fill me in」というフレーズが使われたシーンがあります。このシーンでは、ハーヴィーがマイクに状況の詳細を尋ねる場面です。
シーズン2、エピソード5「Break Point」
Harvey:Mike, fill me in on the details of the case.
Mike:Sure, Harvey. The client is suing for breach of contract.
Harvey:And what’s our defense strategy?
(ハーヴィ:マイク、事件の詳細を教えてくれ。)
(マイク:はい、ハーヴィ。依頼人は契約違反で訴えています。)
(ハーヴィ:それで、我々の弁護戦略は?)
まとめと練習問題
「Fill me in」は、詳細な情報を教えてほしいときに使う便利なフレーズです。この表現を理解して使いこなすことで、さまざまな場面で効果的にコミュニケーションが取れるようになります。
練習問題
次の文を英語に翻訳してください。
- 昨日の会議について詳しく教えてください。
- 旅行の計画について最新の情報を教えてください。
- プロジェクトの進捗状況を教えてください。
答え
- Could you fill me in on the details of yesterday’s meeting?
- Can you fill me in on the latest plans for the trip?
- Fill me in on the progress of the project, please.
この記事が「Fill me in」の意味と使い方について理解を深める助けになれば幸いです。ぜひ実際の会話で使ってみてください!