ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「The ball is in your court」の基本的な意味と使い方
「The ball is in your court」とは、次に行動を起こすのはあなたの番だ、という意味です。このフレーズは、テニスやバスケットボールなどのスポーツから由来しており、ボールが相手のコートにある時は、相手が次の行動を起こす必要があることを示しています。日常会話やビジネスシーンでもよく使われ、相手に責任や決定権が移ったことを伝える際に使います。
「The ball is in your court」の類似表現
「The ball is in your court」に似た表現はいくつかあります。それぞれの表現は、状況やニュアンスによって使い分けることができます。
- It’s up to you: それはあなた次第です。
例文: I’ve given you all the information. It’s up to you now.
(情報は全て渡しました。ここからはあなた次第です。)
- The decision is yours: 決断はあなたに任せます。
- Your move: 次の一手はあなたです。
ドラマ「24 -Twenty Four-」での使用例
「The ball is in your court」という表現は、人気ドラマ「24 -Twenty Four-」の中でも使われています。このシーンでは、主人公ジャック・バウアーが重要な決断を相手に委ねる場面が描かれています。
シーズン3、エピソード10「Day 3: 10:00 PM – 11:00 PM」
Jack Bauer: I’ve done everything I can. The ball’s in your court now.
(ジャック:俺がやれる事は全てやった。次はお前の番だ。)
まとめと練習問題
「The ball is in your court」は、次に行動を起こすのはあなたの番だ、という意味を持つフレーズです。この表現を覚えておくと、英語の会話やビジネスシーンで役立ちます。
練習問題
次の文を英語に翻訳してください。
- 私はすべてやった。次はあなたの番だ。
- 提案を送ったので、次はあなたが決める番だ。
- 次の一手はあなたに委ねます。
答え
- I’ve done all I can do. Now the ball’s in your court.
- I’ve sent you the proposal. The ball’s in your court now.
- Your move.
この記事が「The ball is in your court」の意味と使い方について理解を深める助けになれば幸いです。ぜひ実際の会話で使ってみてください!