ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「I have cold feet」の基本的な意味と使い方
「I have cold feet」とは、何か重要なことを直前に控えて、「急に怖気づく、緊張する」ことを意味します。例えば、結婚式の前夜に結婚を躊躇することや、大きなプレゼンテーションの前に緊張してしまう場合に使われます。この表現は、不安や恐怖から来る心理的な躊躇を示します。
例文:
I was ready to propose to her, but at the last minute, I got cold feet.
(彼女にプロポーズするはずだったのに、直前で怖気づいてしまった。)
ちなみに、「the last minute」も良く使われる表現ですね!セール期間が終わる直前に、やっぱり買おう!とショッピングする事を、「the last minute shopping」と言います!
「I have cold feet」の類似表現
「I have cold feet」に似た表現はいくつかあります。それぞれの表現は、状況やニュアンスによって使い分けることができます。
- Chicken out: 恐怖や不安から何かをやめること。
例文:
He was going to ask for a raise, but he chickened out at the last minute.
(彼は昇給を要求するつもりだったが、土壇場で思いとどまった。)
- Get the jitters: 緊張や不安から落ち着かない状態になること。
- Have second thoughts: 何かを決めた後で再考し、迷いが生じること。
ドラマ「Prison Break」での使用例
「I have cold feet」という表現は、人気ドラマ「Prison Break」で使われています。このシーンでは、主人公マイケルが脱獄計画の直前に不安を感じ、ためらう様子が描かれています。
シーズン1、エピソード13「End of the Tunnel」
Lincoln: “Are you ready?”
Michael: “I thought I was, but now I’m getting cold feet.”
(リンカーン:準備はいいか?)
(マイケル:そのつもりだったけど、段々ビビってきた。)
まとめと練習問題
「I have cold feet」は、何か重要なことの直前に不安や恐怖から怖気づく、緊張することを表現するフレーズです。この表現を覚えておくと、英語の会話で心理的な状態を的確に伝えることができます。
練習問題
次の文を英語に翻訳してください。
- 彼はプレゼンテーションの直前に怖気づいた。
- 結婚式の前夜に彼女は不安になった。
- スカイダイビングの直前に私は怖気づいた。
答え
- He got cold feet just before the presentation.
- She got cold feet the night before the wedding.
- I got cold feet just before skydiving.
この記事が「I have cold feet」の意味と使い方について理解を深める助けになれば幸いです。ぜひ実際の会話で使ってみてください!