ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「My lips are sealed」の基本的な意味と使い方
「My lips are sealed」は直訳すると「私の唇は封じられている」という意味ですが、実際の会話では「秘密を守る」「口を固く閉ざす」という意味で使われます。例えば、次のような状況で使われます。
例文:
A: Promise you won’t tell anyone about this?
B: My lips are sealed.
(A:この事を誰にも言わないって約束できる?)
(B:秘密を守るよ。)
文脈による意味の変化
「My lips are sealed」は文脈によって微妙に意味が変わることがあります。次に、いくつかの異なるシチュエーションを見てみましょう。
- 秘密の保持: 友人や同僚が何か秘密を打ち明けてきたときに、それを他人に漏らさないことを約束する場合。「このことは誰にも言わないよ」
- 守秘義務: 仕事や法律で情報を漏らさない義務がある場合。「契約上、情報は外部に漏らせません」
- ジョークや冗談: 軽い冗談として使う場合もあります。「絶対に秘密にするよ(軽いノリで)」
文脈に応じて使い方を工夫することが大切です。
「My lips are sealed」類似表現
「My lips are sealed」と似た表現もいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げます。
- I won’t breathe a word. – 「一言も漏らさないよ」
- I’ll keep it to myself. – 「自分だけの秘密にするよ」
- It’s between you and me. – 「これは君と僕だけの秘密だよ」
これらの表現も「My lips are sealed」と同様に、秘密を守る際に使われます。
ドラマ「Sex and the City」での使用例
人気ドラマ「Sex and the City」でも「My lips are sealed」が使用されています。具体的なシーンを紹介します。
シーズン4、エピソード11「Coulda, Woulda, Shoulda」
Carrie: You can’t tell anyone about this, okay?
Samantha: My lips are sealed.
(キャリー:この事、誰にも言っちゃだめよ、いい?)
(サマンサ:秘密は守るわ。)
このシーンでは、キャリーがサマンサに対して秘密を守るように頼み、サマンサが「My lips are sealed」でそれに応えています。
まとめと練習問題
「My lips are sealed」は英語の日常会話で非常に便利なフレーズです。相手の秘密を守る際に使えます。最後に、いくつかの練習問題を解いて、理解を深めましょう。
- 以下の会話に「My lips are sealed」を使ってみましょう。
A: “I have a huge surprise for you, but you can’t tell anyone.”
B: “____________________!”
- 次の文章を英語に翻訳してみてください。
「このことは誰にも話さないと約束するよ。」
- 「My lips are sealed」と類似の表現を使って文章を作成してください。
例: I won’t breathe a word.
答え
- A: “I have a huge surprise for you, but you can’t tell anyone.”
B: “My lips are sealed!”
- “I promise I won’t tell anyone about this.”
- 例文
- “I’ll keep it to myself.”
- “It’s between you and me.”
- “I won’t tell a soul.”
この記事が「My lips are sealed」の意味と使い方について理解を深める助けになれば幸いです。ぜひ実際の会話で使ってみてください!