ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「It cost a fortune」の基本的な意味と使い方
「It cost a fortune」は、英語の口語表現で、「それは非常に高額だった」という意味です。高価な買い物やサービスについて話すときに用いられることが多く、一般的にはネガティブなニュアンスを含んでいますが、時にはその価値を認めて使われることもあります。
例文:
That new car cost a fortune, but it’s worth every penny.
(その新車はかなり高くついたが、支払っただけの価値はあるよ。)
文脈による意味の変化
「It cost a fortune」は文脈によって微妙に意味が変わることがあります。以下のようなシチュエーションで使われます。
- 驚きやショック:ある物やサービスの価格が予想以上に高かったときに使われます。
- 価値の強調:高価であっても、その価値を認めている場合に使われることがあります。
- 批判や不満:高価すぎると感じた場合に批判的な意味合いで使われることがあります。
「It cost a fortune」の類似表現
「It cost a fortune」と似た意味を持つ表現もいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げます。
- It was expensive:「それは高価だった」
- It cost an arm and a leg:「それは非常に高額だった」
- It wasn’t cheap:「それは安くなかった」
- It cost a pretty penny:「それは大金がかかった」
ドラマ「SUITS」での使用例
「It cost a fortune」は、人気ドラマ「SUITS」でも使われています。
シーズン4、エピソード5「Pound of Flesh」
Louis: “Harvey, this painting cost a fortune. You better appreciate it.”
Harvey: “I do, Louis. It’s a masterpiece.”
(ルイス:ハーヴィ、この絵はすごい高価なんだ。鑑賞した方がいいよ。)
(ハーヴィ:しているさ、ルイス。まさに傑作だよ。)
この例では、ルイスが高価な絵画について話しており、「This painting cost a fortune」という表現を使っています。ハーヴィーはその価値を認めています。
まとめと練習問題
「It cost a fortune」は、何かが非常に高額であることを強調するために使われます。
では、以下の練習問題に挑戦してみましょう。各文脈において「It cost a fortune」を使って、適切な返答を考えてみてください。
- あなたが友人に新しいスマートフォンを見せたとき、友人がその値段を尋ねます。どのように「It cost a fortune」を使いますか?
- あなたが新しい家具を購入したとき、その値段が予想以上に高かったことを家族に伝えます。どのように「It cost a fortune」を使いますか?
- 同僚が最近の高級ディナーについて話しているとき、その費用を聞いて驚いたことを伝えます。どのように「It cost a fortune」を使いますか?
これらの練習問題を通じて、「It cost a fortune」を効果的に使う練習をしてみてください。自然な会話で使えるようになると、相手とのコミュニケーションがより円滑になり、費用に関する情報を的確に伝えることができるでしょう。
この記事が「It cost a fortune」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!