ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「What’s the damage?」の基本的な意味と使い方
「What’s the damage?」は、英語の口語表現で、「いくらですか?」や「費用はどれくらい?」という意味です。主に、商品の値段やサービスの料金を尋ねるときに使われます。このフレーズはカジュアルな場面でよく使われ、友人や家族、同僚との会話で一般的です。
例文:
A:We had a great meal. So, what’s the damage?
B:The bill comes to $45.
(A:おいしくいただきました。おいくらですか?)
(B:お会計は45ドルです。)
文脈による意味の変化
「What’s the damage?」は、使われる状況によって微妙に意味が変わることがあります。以下のような文脈で使われます。
- レストランやバーでの支払い:食事や飲み物の費用を尋ねるときに使われます。
- ショッピングでの価格確認:購入した商品の合計金額を確認するときに使われます。
- 修理やサービスの費用:修理やサービスの料金を確認するときに使われます。
例文:
“I need to get my car fixed. What’s the damage?”
“It’ll be around $200.”
(A:車を修理せねばなりません。いくらかかりますか?)
(B:およそ200ドルくらいだと思います。)
「What’s the damage?」の類似表現
「What’s the damage?」と似た意味を持つ表現もいくつかあります。以下にいくつかの例を挙げます。
How much does it cost?:「それはいくらですか?」
What’s the price?:「値段はいくらですか?」
How much is the bill?:「お会計はいくらですか?」
What’s the total?:「合計はいくらですか?」
ドラマ「FRIENDS」での使用例
「What’s the damage?」は、人気ドラマ「FRIENDS」でも使われています。このシーンでは、ジョーイがモニカに対して使っています。
シーズン7、エピソード11「The One with All the Cheesecakes」
Joey: “So, Monica, what’s the damage?”
Monica: “It’s $50 each for the dinner.”
(ジョーイ:じゃあモニカ、会計はいくらだい?)
(モニカ:今日の夕食は1人50ドルね。)
まとめと練習問題
「What’s the damage?」は、商品の値段やサービスの料金を尋ねるときに使われます。この表現を覚えておくと、英語のコミュニケーションがよりスムースになるでしょう。
では、以下の練習問題に挑戦してみましょう。各文脈において「What’s the damage?」を使って、適切な返答を考えてみてください。
- あなたが友人とカフェでコーヒーを飲んだ後、お会計を確認します。どのように「What’s the damage?」を使いますか?
- あなたが新しいスマートフォンを購入した後、レジで支払いをするとき、店員に料金を尋ねます。どのように「What’s the damage?」を使いますか?
- あなたの車が故障し、修理工場で修理費用を確認します。どのように「What’s the damage?」を使いますか?
これらの練習問題を通じて、「What’s the damage?」を効果的に使う練習をしてみてください。自然な会話で使えるようになると、相手とのコミュニケーションがより円滑になり、料金の確認が簡単にできるようになるでしょう。
この記事が「What’s the damage?」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!