ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「beats me」の基本的な意味と使い方
「beats me」は「さっぱり分からない」や「全然知らない」という意味を持ちます。I don’t knowですね!質問に対して答えが分からないときに使うフレーズです。
例文:
A: Do you know why the meeting was cancelled?
B: Beats me. I haven’t heard anything about it.
(A:会議がキャンセルされた理由を何か知ってる?)
(B:知らない。何も聞いていないよ。)
この例では、Bがミーティングがキャンセルされた理由を全く知らないことを伝えています。
文脈による意味の変化
「beats me」の意味は文脈によって微妙に変わることがあります。
- 単なる無知の表現
- 困惑や驚きの表現
- 軽いジョークや冗談として
「beats me」の類似表現
「beats me」に似た表現もいくつかあります。以下にいくつか紹介します:
- I have no idea.
- I’m clueless.
- Don’t ask me.
- Who knows?
- It’s beyond me.
これらの表現も、何かについて全く知らないことを示す際に使われます。
ドラマ「Ally McBeal」の使用例
「Ally McBeal」で「beats me」が使用されています。このシーンは、アリーが同僚のジョンと事件について話している場面です。
シーズン2、エピソード7「Happy Trails」
Ally: Why did the jury reach that verdict?
John: Beats me. I thought we had a solid case.
(アリー:なぜ陪審員はあんな評決を下したのかしら?)
(ジョン:全然わからないよ。容疑が固い事件だと思ったのに。)
この例からも分かるように、「beats me」は理解できないことや予想外の結果に対する反応として適しています。
まとめと練習問題
「beats me」は、質問に対して全く分からないことを表現するための便利なフレーズです。以下に練習問題を用意しましたので、ぜひ挑戦してみてください。
- 友人が難しい質問をしたとき、どのように答えますか?
- 同僚がなぜプロジェクトが失敗したのかを聞いてきたとき、どのように反応しますか?
- 家族が新しい技術について尋ねてきたとき、どのように答えますか?
回答例:
- Beats me. That’s a tough one.
- Beats me. Everything seemed to be going well.
- Beats me. I’m not very tech-savvy.
この記事が「beats me」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!