give or take [リスニング強化の英会話]

2-3. Native英語を聞き取りたい!
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ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】

日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。

全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!

「give or take」の基本的な意味と使い方

「give or take」は、「おおよそ」「前後」「程度」といった意味を持つ表現です。「give and take」ではありませんので、間違えないように!
このフレーズは、数値や時間などを示す際に、その値が多少前後する可能性があることを示すために使われます。

例文:

It will take about two hours to complete the task, give or take 15 minutes.

(15分の誤差はあるでしょうがが、作業終了まで約2時間かかります。)

この例では、タスクの完了にかかる時間が約2時間で、15分ほどの誤差がある可能性を示しています。

文脈による意味の変化

「give or take」の意味は文脈によって微妙に変わることがあります。以下の例を見てみましょう:

  • 人数を概算する場合
     
  • 距離を概算する場合
     
  • 時間を概算する場合

「give or take」は、数値や量の前後に若干の余裕を持たせるニュアンスを持っています。

「give or take」の類似表現

「give or take」に似た表現もいくつかあります。以下にいくつか紹介します:

  • approximately
     
  • around
     
  • roughly
     
  • about

これらの表現も、数値や時間などをおおよそ示す際に使われますが、「give or take」はその中でも特に前後の余裕を強調する際に使われます

ドラマ「Ally McBeal」での使用例

大人気ドラマの「Ally McBeal」で「give or take」が使用されています。このシーンは、アリーが同僚と裁判の見通しについて話している場面です。

シーズン3、エピソード9「Out in the Cold」

Ally: The trial should last about three days, give or take a day.
 
(アリー:裁判は3日間は続くはず、1日くらいの誤差はあるかもだけど。)

この例からも分かるように、「give or take」は時間の見通しに対する若干の余裕を示すのに適しています

まとめと練習問題

「give or take」は、数値や時間などをおおよそ示す際に、前後の誤差を含めるための便利なフレーズです。以下に練習問題を用意しましたので、ぜひ挑戦してみてください。

  1. 新しいプロジェクトの完了時間を約5時間と見積もる場合、どのように言いますか?
  2. 友人にイベントの参加人数が約100人だと伝える場合、どのように言いますか?
  3. 旅行先までの距離が約300キロメートルだと説明する場合、どのように言いますか?

回答例:

  1. The new project should take about five hours to complete, give or take an hour.
  2. There will be around 100 people at the event, give or take a few.
  3. The destination is roughly 300 kilometers away, give or take a few kilometers.

この記事が「give or take」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!

そして、他にもたくさん会話でよく使われるネイティブ表現があります。これらを集めてまとめていますので、この検索リストからガンガン実践使用に加えていきましょう!

助けて!ネイティブ英語を聞き取りたい!

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