ここに気づけば、聞き取れる!【実際にドラマで使われているネイティブ表現をマネる】
日本語の日常会話には、「あざす!」「お疲れ様でーす!」「これヤバくない?」など、日本語を学ぶ外国人が授業で習わない表現がたくさんありますよね?外国人は先生から習っていない以上、「あざすハ、ナンデスカ?」となるでしょう。
全く同じように、英会話力を伸ばそうとしている日本人も、これと同じ難しさに直面しているのが現状です。
だからこそ、ネイティブスピーカーが実際に使う表現に親しんでしまえば、リスニング力は一気に伸びるはず!なぜなら、映画やドラマを観ても分かるように、日常会話で頻繁に使われているからです!
「I’m on the fence」の基本的な意味と使い方
「I’m on the fence」は直訳すると「私はフェンスの上にいる」という意味ですが、実際には「決めかねている」や「迷っている」といったニュアンスを持ちます。この表現は、特定の選択肢や意見についてまだ決められない、どちらの側にもつかない状況を示すときに使われます。
「I’m sitting on the fence.」と「フェンスの上に座っている」という表現でも使われます。
例文:
A: Are you going to take the new job?
B: I’m still sitting on the fence. I need more time to decide.
(A:新しい仕事を受けるつもりなの?)
(B:まだ迷っているの。決めるまでもう少し時間が必要ね。)
文脈による意味の変化
「I’m on the fence」の意味は文脈によって微妙に変わります。
- 重大な決断を下す前の迷い
- 意見をはっきりさせていない状態
「I’m on the fence」の類似表現
「I’m on the fence」に似た表現もいくつかあります。以下にいくつか紹介します:
- I’m undecided.
- I’m torn.
- I’m ambivalent.
- I’m wavering.
これらの表現も、決めかねている状態や迷っている心境を示す際に使われます。
ドラマ「Sex and the City」での使用例
「Sex and the City」で「I’m on the fence」が使用されています。このシーンでは、キャリーが友人たちに彼女の恋愛に関する迷いを打ち明ける場面です。
シーズン4、エピソード12「Just Say Yes」
Carrie: I’m on the fence about Aidan. I love him, but I’m not sure if we’re meant to be together.
キャリー:エイダンについては迷っているの。彼のことは好きだけど、一緒になる運命なのかどうかわからない。)
この例からも分かるように、「I’m on the fence」は感情的な迷いや決断の難しさを表現するのに適しています。
まとめと練習問題
「I’m on the fence」は、決めかねている状況や迷っている心情を表す便利なフレーズです。以下に練習問題を用意しましたので、ぜひ挑戦してみてください。
- 新しいプロジェクトに参加するかどうか迷っている場合、どのように言いますか?
- 友人があなたの意見を求めているが、まだ決められない場合、どのように答えますか?
- 重大な人生の決断を迫られたとき、どのように気持ちを伝えますか?
回答例:
- I’m on the fence about joining the new project. I need more information.
- I’m on the fence. I need to think about it more before giving you my opinion.
- I’m on the fence about this major decision. It’s not easy to choose.
この記事が「I’m on the fence」の理解に役立てば幸いです。これからも英語の学習を楽しんでくださいね!